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ライブ風景

桃山学院大学(大阪)のライブ・レポート

九州での怒涛の4連チャンを終え、昨日は大阪に移動。今日は桃山学院大学 チャペルでのソロ・コンサートでした。お越しくださった皆さん、ありがとうございました。

2年前のオランダツアーの際に出会った方が、この大学の准教授をされていて、そのご縁でご依頼をいただきました。大学校内に入る機会自体があまりないので、自分の母校でなくとも、とても嬉しいことでした。
 
1時間のコンサートと、30分の対談形式の講演。
チャペルの美しい空間で演奏。
「即興演奏」「風のゆくえ」「SUPR」「忘れえぬ記憶」「息をして」「森へと続く道」で1時間強。
あっという間の時間でした。

 

ライブ風景
 
お客さんは、学生さんたちと、一般の方たち。
あとで学生さんはたちのアンケート(提出必須のレポートみたいなもの)を見せていただいたのですが、一人ひとり、いろいろ感じるところがあったみたいです。音楽も、話した内容も。何かしら響く部分があったみたいなので嬉しいです。自分もそうだったけど、きっとみんな自分の進路とか、たくさん悩んでいるんだろうなぁ。一人ひとりに悩み相談してあげたいくらいでした。
 
話していて思ったけど、自分がやったたくさんの回り道も、無駄ではなかったなって。そりゃ音大行って、学生時代からプロ活動しちゃう人なんかに比べたら、10年遅れてのスタートなんだけど、もしそうしていたら、娘はこの世に存在していなかった訳だし、それだけ考えても回り道してよかったって今は思えます。音楽性に関しても、マネージメントに関しても、回り道したことはなんかしら生きています。
 
「どうしたら好きなことを仕事にできますか」っていう質問が学生さんからあったけど、飛び込んじゃえばいいんだよね。もちろんその勇気がなくてみんな悶々とするんだけれども。やりたくないことを仕事にして苦しむより、やりたいことであれこれ悩む方が全然いいよ。学生さんたちにもぜひ飛び込んで欲しいと思いました。
 
受験戦争と、就職氷河期に苦しんだロスジェネ世代だけど、なんとか生き延びている。山あり谷ありだけど、充実してる。ありがたいことです。
 
いろいろ感じる1日でした。
皆さん、ありがとうございました!

 

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