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 2004年 夏旅2004
9月3日(金) 前のレポート  |   次のレポート 
夏旅2004 第31日目: 和生さんに会いに伊原間へ
今日は、和生(わお)さんという方のおうちにお世話になることになっています。といっても、実は、和生さんに僕はお会いしたことがないのです。
以前、東京・世田谷にある経堂の「ロバロバカフェ」で行われていた「南の島の手仕事・展」に行った時、そこに出品なさってたのが和生さんでした。僕はその時、和生さんの作品を気にいったので、来場者名簿に記名しました。その名簿に書いた僕のURLからこのサイトを見て興味を持って下さり、お便りくれたのが和生さんでした。
沖縄に行くにあたって、石垣島に住んでいる和生さんにぜひお会いしたいなと思い、連絡をとり、それで今日お会いできることになりました。

アプローチ
おうちに着いたよー
 
デッキ
ヤシキさんと手作りのデッキ
 
眺望
デッキからの眺め。すごい!
 
室内
ピザを作っているよー
 
和生さと子さん
おいしいピザができました
 
伊原間(いばるま)へ
石垣市街地で13時に和生さんと待ち合わせ。お互い会ったことがないし、どんな方がも分からないので、僕はちょっとドキドキしていました。長旅で精神的にも疲れていたし、ちょっと心もクローズ気味だったし。でも、背後から「しげまつさーーん」という明るい声がして、車の中で、笑顔で手を振ってくれている和生さんを見たとき、ほっと安心しました。和生さんは、明るくて、オープンで、気さくで、気持ちのいい、かわいい女性だった。僕の妹にもどことなく似ていたので、すぐに親近感が持てたのでした。

和生さんは、石垣島北部にある伊原間(いばるま)という所に住んでらっしゃいます。地図で見ると、石垣島の中腹部より少し上にある、くびれている部分で、東西を海に囲まれている部分です。市街地から車で行ったのですが、石垣市街地から離れるにしたがい、だんだんと建物が減り、熊本の阿蘇のように雄大な山と草原の景色が広がっていきました。そして、時折、山々の合間から、ブルーの美しい海が見えます。
和生さんのお宅は、そんな大草原(牧草地)の中にありました。

ヤシキさん、フーチ、タマが迎えてくれました
お宅に着くと、和生さんのパートナーのヤシキさんと、犬のフーチ、猫のタマが僕を迎えてくれました。家は、ブルーの美しい海を見渡せる丘の上にあります。もとは農作業小屋(?)か何かだった小さな家ですが、大工が得意なヤシキさんの手によって、すばらしく改築されていました。玄関部分や、海を見渡せるデッキや、大きな窓の白いお風呂や、おしゃれな板張りのお部屋、風通しの良い網戸のドア。部屋の中は、和生さんデザインのもの小物が色々と使われていました。家の外も中も、ぜんぶ1つ1つが二人の手作りで、それが人を暖かい気持ちにさせる、そんな家でした。

なんて贅沢な時間!
その後、お二人がピザを焼いてくれました。ヤシキさんが生地を練って、和生さんがトッピングして焼いてくれました。まだ明るいうちでしたが、ビールとワイン片手に、草原と山々と海の見える外のデッキで、手作りのピザをいただく.....そんな贅沢なひとときをすごしました。
大自然に囲まれ、動物たちもいて、手作りのおうちで、工房もあってモノ作りできて、ゆったりとした時間の中で暮らしているお二人が、本当にうらやましかったです。単純にうらやましいなどと言ってしまうと怒られてしまうかもしれないけど、でも、1つの理想の生き方だなって思いました。
何もかもが、自然体。きっと、お二人の性格が現れているから、こんなにも気持ちいいのだなって思いました。

その後、フーチのお散歩がてら、ご近所(と言っても100m以上は離れてる?)のナオさんのお宅まで、行ったり、夜は満点の星を見ていろんな話をしたり、和生さんの作品を見せていただいたり。のんびりすごしました。

あと何日でも、この家にいたい!
でも、でも、哀しいことに、これが僕にとって旅の最後の夜でした。

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