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 2005年 春旅2005
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春旅2005 第28日目: さよなら、まー
今日は、紙芝居の「まー(米田麻衣)」が出発する日です。とても寂しい.....。

不思議体験する
境内
おそるおそる入る
 
今日は夕方に郵便局に行ったついでに、うっしー(鵜島真悠子)と、まーと一緒に大分の中津というところに行きました。
お寺がたくさんあるので、ぶらぶらしました。わりかし大きくて立派な寺が多い中で、1つだけ飾り気のないお寺がありました。むしろ寺とも思えず、「入っていいのかな?」と言いながら、でもなんだか惹かれるように入っていきました。
表札には「普門院」とありました。あとで知ったのですが、九州八十八ヶ所参りの19番目のお寺のようでした。でもそれにしては、ぼろぼろです。周りは派手なお寺が多かったので、余計にそう思えました。

僕らが境内を歩いていると、「どうぞこちらへお入りなさい」と声がしました。お寺の奥さんのようでした。
お部屋の中へ入れていただき、奥さんと、ご住職と、おばあちゃんとお話ししました。ご住職が僕に、音楽の話をしてくれました。日本の音楽の源流は、仏教の声明にあるんだよ、という話をしてくださいました。
そのご住職が僕の方をピタッと見て話すのですが、僕は目をそらせないような、すごい眼力を感じました。いや、暗かったので、目玉が見えていた訳ではないので、眼力ではなく、表情から出る気のようなものかもしれないのですが、ものすごかった。ご住職本人も、このお寺同様に、飾り気なく、貧乏坊主という感じ(失礼!)で、何の欲もなく、本来のお坊さんのあるべき姿のような感じだった。きっとそういうご住職放つ「気」が、僕をとらえたのかもしれない。

お寺を出た後、「あーー、なんか不思議だったぁ。ご住職すごかったぁ」と言ったら、うっしーとまーも、「なんか異空間だったね....不思議体験した感じ!」と言っていて、3人ともが、なんだか分からないけど、ただならぬものを感じたようでした。また来てみたいなー。

さよなら、まー
記念写真
別れの記念写真は寂しい
 
この日の夜、まーが旅立ちました。このあと、兵庫県の自給自足農家にWWOOFするそうです。
一番にぎやかで、みんなを楽しくさせる、まーがいなくなるのは寂しい。駅で写真を撮ったりしたけど、あとから見ると、まーが寂しさをごまかすような顔をしていました。でも、また東京で会えるもんね。
熊本在住のうっしーは、この別れの後、しばらく会えないので、特に寂しそう。まーが行っちゃったあと、ガックリと元気がなくなっていました.....。
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