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 2005年6月 四国ツアー
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四国ツアー 第6日目: さよなら、松山
今日はいよいよ帰る日です。あっという間でした.....。

道後
おお、道後温泉!
 
道後温泉へ
今日はミナちゃんのアトリエキッチン「味彩亭」に荷物を置き、午前中はひとり道後温泉に行くことにしました。
旦那さんとは朝の時点でお別れです。見ず知らずの僕を泊めてくれてありがとう。僕よりずいぶん年下なのに一家の長であること、ほんとに尊敬します。これからもよろしくね。

僕は路面電車に乗って道後温泉へ。おお、これがかの有名な道後温泉か。入湯料は高いかと思ったら300円。浴衣、お茶、お菓子がついて2階の座敷が使えて630円。とっても安い。僕は630円のチケットを買い、2階の座敷へ。係の女の子が浴衣を手渡してくれる。着替えて、一階の浴場へ(ちなみに、女の子の前で浴衣に着替えなければならない)。いままで色々な温泉に行ったけど、そのどれとも違う、趣がありました。
お湯から上がった後も、二階の座敷でのんびり1時間ぐらい涼んでいました。午前中だからお客さん少ないしね。

旅の反省会
そのあと僕は味彩亭に戻り、ミナちゃんとお昼を食べました。そのまま味彩亭でミナちゃんと反省会をしました。直接会って話せるのはまたしばらく機会がないし、思ってることをお互いに吐き出しておいた方がいいと思って。
松山に来る前に、ライブのコーディネートに関してちょと憤りを感じていたこととか、ぜんぶ話しました。それをお互いに理解し合えて、だいぶスッキリしました。全ては、ミス・コミュニケーションというか、会ったことないのに色んなことを急いで進めようとしすぎたと言うか。とにかく、誤解も解けたし、気持ちよく反省会を終えました。

ミナちゃんとのこと
実は、今回の旅でミナちゃんに初めて会うまで、ミナちゃんがどんな人か全然知らなかった。事前の電話でのやりとりで、「厳しい人」っていう印象があったり、周りのみんなも「厳しい人だよ」って言うから、そんな人と気が合うのか心配していました。

僕は、どちらかというと、曖昧と言うか、いい加減というか、フィーリングと言うか、ゆるゆるというか、あえて色んなことをふわふわさせた状態から、自然にわいて出て来るのを待ち、それを即興で形にするタイプ。だから、ミナちゃんみたいな、きちっきちっとした中から生み出す人と、タイミングよく何かを生み出せるかなぁって、心配だった。それは、人間関係にも通じるところがあるので、ミナちゃんと仲良くなれるかなって心配だった。もしかしたら、上手くやれず、ケンカ別れするんじゃないかって思ってた。

でも、このたった数日間で、とても仲良くなれました。
やりたいことも、かかえている想いも違うかもしれないけど、お互いに、自分の道で頑張っていて、励まし合える存在であることに気づいたからかなぁって思う。同い年だから、余計にそう思ったかもね。
松山に来るまでで仲良くなれるか不安だっただけに、仲良くなれたことはこの旅の最高のご褒美でした。

そのあと、お土産を買いにいったりしているうちに、お別れの時刻に。ミナちゃんが空港行きのバス停まで見送ってくれました。

お別れは、とても寂しかった。旅は、出会いと別れの繰り返し。笑いと涙の繰り返し。いつもそう思う。でもだからこそ、色んなことが輝くんだよね。
ミナちゃん、ありがとう。また会う日まで。

松山空港で....
僕はバスで空港へ。搭乗口に行く時間まであと15分というところへ、「soso!」って後ろから声がして、振り向くと、なみへさんでした。今日は、高知まで所用で行ってられたのに、空港までかけつけてきてくれました。ううう....なみへさん、ありがとう.....。なみへさんとも、去年の冬に一度会っただけなのに、こんなに仲良くなれて、ほんとに嬉しいよ。何から何まで、お世話になりました.....。

バタバタしたけど、僕は飛び立ち、東京へ戻ってきました。
いつもツアーの時に思うけど、僕にできることはピアノを弾くことだけで、僕にはそれしかできなくて、それ以外のことは周りのみんなに助けてもらうしかなくて、だからみんなのおかげで、全てのことが実現しています。だから、僕はこれからも、たくさんの想いを、たくさんの感謝の気持ちを込めて、精一杯、弾き続けます。それが僕にできる一番大切なことだなって、思うから。

僕の音は、みんなの音。それを忘れず、これからも精進していきます。
松山で出会った全てのみなさん、素晴らしい自然、歴史、生き物たち、
ほんとうにほんとうにありがとうございました。また来ます!!
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