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 2006年4月 USツアー
4月9日(日) 前のレポート  |   次のレポート 
USツアー 第2日目: Brooklyn Conservatory of Musicでのライブ
昨日の飛行機でぜんぜん眠れなかったせいか、夕べはぐっすり眠りました。時差ぼけにならなくてよかったー。

朝のブルックリン
今朝は、朝のブルックリンを散歩しました。
ウィリアムズバーグというところです。
緑は、街路樹がぽつぽつとあるだけだし、街は落書きが多くて、お世辞にも綺麗とは言えないけど、ビルがレンガ造りでみんなかわいいし、道幅が広いので開放感があります。空が広くて気持ちいい!

小さなDELLIに入る。気の良さそうなおじさんが一人でやってる。ベーグルにクリームチーズを塗ってもらい、トマトも1個スライスしてもらって挟んでもらう。あとはセルフでコーヒーを追加。それで1ドル50セント。ずいぶん安いなー。
おじさんは、次のお客さんが来ても、そっちは待たせて、僕のベーグルを先に作ってくれる。僕はおじさんの英語が聞き取れず、何度も聞き返すけど、それでも優しく答えてくれる。なんだか、ちょっとしたやりとりが温かかった。

日本のコンビニは、どんどん進化してなんでもある。レジも流れ作業でこなして、迅速。便利ではあるけど、どんどんシステマチックになっちゃって、温かさとか、ユルさがなくなっているんだなぁと思った。

ユニオンスクエアユニオンスクエアへ
そのあと、ユニオンスクエアへ行きました。歩行者天国になっていて、出店がたくさん並んでる。たくさんの人種のたくさんの人がいる。
街の緑のど真ん中に、ドッグランがありました。これまた犬種多様で、犬同士が楽しそうにしてる。僕は犬が大好きなのですが、犬はほんとうに純粋な生き物で、そのしぐさや立ち振る舞いを見ているだけで、こっちの心が洗われる。それを囲む人々もまた、顔が微笑んでしまう。

日本だと、都会は病んでいる場所という印象が強い(自分も、都心に出ると気が滅入る)。でもNYは、すごく活気があるし、人々にエネルギーが満ちあふれている。みんなNYが好きだから、というのもあるだろうなぁ。東京も、もっと愛される街になるといいな。

2時間ぐらいぶらぶらしたあと、一紗との待ち合わせ場所へ向かいました。

町並みライブ会場へ
今日はUSツアーのライブ初日です。
共演の一紗と待ち合わせた後、会場である「Brooklyn Conservatory of Music」へ向かいました。

このあたりは町並みがすごくきれい。会場もすごくいいところ。おさえてくれた一紗とそのお友達のアイコさんに本当に感謝です。
今日のライブは、一紗と僕がソロステージをそれぞれ30分ずつと、二人で15分という構成。
僕にとって、30分ってかなり短い。だいたい、2曲で終わってしまう。だから、その2曲に、すべてを込める。

最初は、即興から入る。ここまでの道のりで感じた、NYのこと。それからこの場にいるすべての人たちからもらえるもの。それを音に紡ぐ。
2曲目は「息をして」。弾く前に、ほんのちょっとだけ英語でコメントした(Thank youと曲のタイトルぐらい....)のですが、なんだかそれだけで少し緊張してしまう。いつもより肩に力が入ってしまった。
それでも、毎回が最初で最後の演奏なので、すべてを込めて、せいいっぱい弾きました。

最後は、一紗との「慈しみの微笑み」。二人の波動が、たくさんこもったような気がしました。

今日のライブは、一紗がNYに留学時に知り合った方々が多く来てくださいました。
それから、昨日、僕が飛行機で出会ったスガノさんも来てくださいました。スガノさんは、森を守りたくて、環境政策を学ぶため、その留学先選びで、NYにいらしたそうです。
またしても、「ジャンルは違えど、想いは同じ人」に出会ったよ.....。僕は自分の活動や、旅する中で、そういう「同志」とつながることができるのが、とってもとっても嬉しい。

明日もまた、良い出会いに恵まれますように。
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