
今夜は新宿のど真ん中、花園神社近くのcafe bar「Shinjuku House」でのキャンドナイト・ライブ。
電気を消して、キャンドルの灯りだけにする。
すると、窓の外の街のネオンが浮かび上がる。
ここを紹介してくれた友人は、
「都会の人こそ、重松くんの音を聴いてもらいたい」
と言って、薦めてくれた。
確かに、
目まぐるしいスピードで動いてゆく世の中で、
超過労働や、人間関係、都市生活に疲れた人はたくさんいるだろう。
僕も、そういう時があった。
でもいま、
都会であろうと、田舎であろうと、
そういった問題は日本全国で平均的に起きていているように思う。
疲れた人、病んだ人が溢れているように思う。
不況だと言っても、新宿の街はものすごくたくさんの人で賑わい、
駅も、家電量販店も、デパートも、カフェも、居酒屋も、
人でいっぱいだ。活気があり、みんな元気なように見える。
ただ、その片隅で、
暗い未来しか描けず、
喪失感や絶望に打ちしがれ、
生きる目的を失いかけている人がいるんだ。
そういう人に、どうやったらライブに足を運んでもらえるんだろう。
以前、僕の感想ノートに、
「最近、死ぬことばかり考えていました。だけど、今日はなんだか力をもらえました」
と書いてくださった人がいた。
僕が、生きる目的を失いかけたときに、
音楽やアート、アーティストたちに力をもらって今があるように、
僕も、そういう人に音を届けたい。

