日々のレポート

2011年7月アーカイブ:


ギャラリーiTohen(大阪)のライブ・レポート

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ツアー16日目。ついに最終日。
そしてミニピアノのデビューツアー3日目です。

朝、奈良のギャラリー夢雲から移動して、大阪へ。
中崎町にある「ギャラリーiTohen」でライブです。

iTohenさんは、以前からライブしたかったお店。
オーナーさんも僕の音楽を気に入ってくださり、
CDも販売してくださっています。

でもピアノがなくて、なかなかライブは実現していなかったのが、
今回のミニピアノ購入で、ついに実現する運びとなりました。


今回は、美術家・高田竹弥さんの作品展に合わせてのライブ。
「小さな窓から」と題された作品展。
ピアノを置いてみたら、ピアノも窓の中にあるみたい。

高田竹弥さんとは初めてお会いしたのだけれども、
とても素敵なところに住んでおられていて。
これはまた、理想の暮らしの一つだ!と僕は興味津々でした。


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ライブの内容も、展示のテーマに合わせました。
この窓枠から、見えるもの。
それは音が作り出す風景かもしれないし、
あなたの心の風景かもしれない。
僕はそんな想いで、弾きました。

ライブ後半は少し趣向を変えました。
お客さんに、客席で聴いていただくだけでなく、
ギャラリーの中で作品を見ながら音を聴いてもらいたいと思ったからです。
一人一人、多くても3人以内になるような感じでギャラリー内に入ってもらい、
高田さんの作品と向き合いながら、その傍らで弾いている僕の音を感じてもらいました。

まるで、窓の中の世界に入っていくような感覚。
お客さんはすごく喜んでくださって。
ライブ後の感想でも、この試みがすごくよかった!とみなさんに口々に言ってくださいました。うん、またこんなことしたいな。


これで3日間のミニピアノのデビューライブも終わり。
たずさわってくださったみなさん、ほんとにありがとうございました。
つきっきりでサポートしてくれた広島の調律師・坂井原さん、
そして、我が妻とおさない1歳の娘よ、ほんとうにありがとう。


お客さんも帰り、ギャラリー内でぽつんとたたずむ、ミニピアノちゃん。

さぁ、帰るよ。
君がこれから住む家へ。


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ギャラリー夢雲(奈良)のライブ・レポート(2)

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ギャラリー夢雲でのライブ2日目。

夢雲さんとの出会いは2年前(blogご参照ください)。
僕の好きな陶芸家・画家の「こばやしゆう」さんの展覧会が行われるとのことで行ったのが出会いです。
しかもこのときは、僕が体調を崩し、徳島に住む妻に車で迎えに来てもらったついでに行ったので、もし体調を崩してなかったら、夢雲には出会ってなかったです。

こばやしゆうさんを知ったのはもっと昔。
著書『つくる。生活』に出会い、「ああ、こんな暮らしが僕の理想だ!」と感激したのが始まりです。
その後、ゆうさんちに遊びに行かせてもらったりして、交流を重ね、
そして今回のコンサートに結びついたのでした。

今回は、2年に一度開催されている、ゆうさんと吹きガラス作家・笠井秀郎さんの二人展に合わせてのコンサートなのです。

(下記写真の、奥にいらっしゃるのが笠井さん、手前がゆうさん、一番前のはうちの娘・つむぎです)


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上の写真は笠井さんのガラス作品。とても素敵です。
笠井さんのグラスでビールを飲むと、とてもおいしいです
(こんな褒め方でごめんなさい。でもほんとです)。

そして何より、笠井さんの明るいお人柄が、僕は素敵なだって思う。
未曾有の大災害に見舞われた日本で、笠井さんのような明るさ、ポジティブさはとっても大切で、偉大でさえあると思う。


みんなでおいしいご飯食べて、笑って、遊んで、仕事して過ごす、
ここ夢雲での数日間は、ほんとうに素敵。
室生に住みたくなるよ。


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コンサートは、今日は残念ながら雨が降って来てしまって、急遽、屋内で開催。
でも昨日よりさらに多くのお客さんがお越し下さり、ゆうさん・笠井さんの作品に囲まれながら、ミニピアノのコンサートを楽しんでくださいました。

このミニピアノは、50年前の代物。
今日の雨のような湿気にも弱いけど、調律師の坂井原さんに何度もメンテナンスしてもらいながら、いい音をたくさん鳴らしてくれました。
坂井原さんには、広島からこの4日間出張してもらい、つきっきりでツアーをサポートしてもらっています。坂井原さんなくしてはなし得ない今回のツアーです。


夢雲のスタッフ、お客さんもみんな素敵で、とてもいい出会いになりました。
それもすべて、オーナーの山脇さんのお人柄と、彼女の作るこの空間のおかげと思う。
山脇さん、みなさん、本当にありがとうございました。


さあ明日は大阪へ移動。
長かったツアーの最終日!


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ギャラリー夢雲(奈良)のライブ・レポート(1)

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自宅を出てから14日目。朝方に静岡を出発し、奈良に到着。
今日から3日間は奈良と大阪でライブ。


しかも、この3日間は、「ミニ・ピアノ」のデビューライブとなります。
「ミニ・ピアノ」とは、普通のピアノと作りは同じだけど、鍵盤の数が2オクターブ少ないピアノ。作りが同じという点が、子ども用の「トイ・ピアノ」と違います(トイ・ピアノはピアノの形をしていますが、中身はピアのではないし、鍵盤も小さい)。

以前から探していたところ、いつもお世話になっている広島の調律師・坂井原さんがお持ちということで、修理していただき、購入しました。
そして、このツアーに合わせ、今朝、広島から持って来ていただきました。

※ちなみに、「ミニ・ピアノ」とは僕が勝手に呼んでいるだけ。KAWAIから発売されている商品名と同じですが、あっちはトイ・ピアノです。


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どこにでも持ち運べるミニ・ピアノ。
今日はギャラリー夢雲のお庭に置いて、野外コンサートです。

遠くに室生の山々をのぞみながら、
風を感じ、鳥の声、虫の声を聴きながらのコンサート。

演奏も、いつもより即興を多めに、
今日しか、今しか生まれ得ない音を紡いでいきました。


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休憩時間に、土砂降りの雨がきて、みんなで慌てて、ピアノを屋内へ運びました。
後半は、ギャラリー内でのコンサート。それはそれでまた雰囲気がよかったね。


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今日は、おいしいご飯もご用意いただいていて。
とても楽しい、大人の夏休みのような時間でした。

夜には、スタッフの皆さんがキャンドルを並べてくれました。
ギャラリー夢雲は、山の上の灯りが何もないところにあります。
キャンドルが、夜を幻想的に浮かび上がらせてくれました。

明日もここでライブです!
ありがとう!


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初めての車窓

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今日はOFF。親子で鎌倉へ。

1歳の娘は、初めて電車のシートに、自分の力で立ち、
車窓を楽しみました。


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きゃっきゃと声を上げて、楽しむ娘。

もちろんこれまでも目は見えているから、
窓の外を見ていたことはあるけれど、
景色を楽しむということが、初めてできたのでした。

僕たち大人には当たり前のことの1つ1つが、
彼女には、生まれて初めての経験で、驚きと喜びに満ちあふれている。
その姿を見るたびに、僕は幸せな気分になれるのでした。


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鎌倉に着いたら、少し散策してから、カフェ「ライフフォース」へ。
友人の真理ちゃんがキッチンでおいしいスイーツやご飯を作っています。


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今日食べたスイーツは、オーガニック、マクロビオティック、ヴィーガン(完全菜食)。
今度のライブのときも、スイーツと、ドリンクが付いたライブになります。
当日は、何かこの日のためだけのスイーツが出てくるかもしれません。

日曜日の昼下がり、おいしい物を食べながら、ただただぼーっとピアノの音に身を委ねて下さい。とても贅沢な時間、とても大切な時間です。

ぜひおこし下さいね!


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ライブ情報
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■8/21(日)
「重松壮一郎 ピアノ・ライブ in cafe Life Force」

会場: cafe Life Force http://www.cafe-lifeforce.com
  (鎌倉市由比ケ浜2-5-19 / 鎌倉駅西口より徒歩10分)tel: 0467-25-5359
時間: 開場15:30 開演16:00
料金: 2200円(ケーキセット付き)※席数に限りがございますので、ご予約はお早めに
出演: 重松壮一郎(ピアニスト、作曲家)

【ご予約】
(8/20予約とご明記の上、お名前とご予約人数をお書き下さい)
会場につきましては tel: 0467-25-5359(cafe Life Force)




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森のテラス(東京)のライブ・レポート




今日は、「森のテラス」でのソロライブ。もう28回目です。
毎回、お天気が心配だけど、今日はときおり木漏れ日が輝く夏の日。
季節ごとにまったく違った表情を見せてくれる森のテラス。 
夏は美しい緑がテラスに天然の屋根を作ってくれます。


今日も前半は、約30分間の完全即興。
何も考えずに、ただ空っぽになって、ピアノへ向かう。

透明になった気持ちになって、
ただ空と大地をつなぐパイプになった気持ちになって、
すべての環境、いのちと1つに調和する感覚になってゆく。

そこに生まれる音は、森との共生の音楽。


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休憩中には、いつも手作りのオーガニック・ドリンクを出しています。
森のテラスはお店ではないので、そういった飲物も自分たちで用意する必要があります。

ここ2年くらいは、友人の直美ちゃんがユニークなドリンクを作ってくれます。
今日も、山桃を漬けたジュースや、自家製のジンジャーエールなど。季節やその日の気候に合わせて考えてくれます。いつもありがとう!


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後半は、オリジナル曲。
いつもなぜだか、「風のゆくえ」を弾きたくなる。
僕は、この森に吹く風になりたいと思っているのかもしれない。

「水滴のダンス」「地球(ほし)の子守唄」「風のゆくえ」
そして最後に、「息をして」


毎回、いろんな友人が駆けつけてくれる。
今日は、写真家の友人が来てくれたのだけど、
彼は8月からオランダに留学してしまう。

彼との別れは寂しい。
でも、風はつながっているんだ。

音は風に乗る小さな粒子となって、
どこまでもどこまでも飛んでゆき、
あなたのもとへと届くのです。

また会える日を楽しみにしています。


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そう、それから、
今日は、初めて娘を森のテラスに連れてくることができました。

そして、写真家の彼に、妻と僕と娘、3人の写真を撮ってもらいました。

いましかないこの時間。
僕たち3人、この小さな家族が感じている幸福感を、
写真に収めてもらいました。

ありがとう。
ほんとうに、ありがとう。


(いまその写真は、我が家に飾られています。3人が並んだその写真は、永遠に心に残るこの「時」が、詰まっています。)


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暗闇カフェ(東京)のライブ・レポート

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大阪でのライブの後、静岡に少し滞在した後、横浜の実家へ。
そして今日は東京・国分寺のカフェスローでのイベント「暗闇カフェ」。
暗闇演出人として、45回目の演出。この回数は、我ながらすごい!
カフェスロー、ありがとう。ともに歩めて幸せです。


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「暗闇カフェ」は、あの「100万人のキャンドルナイト」の先駆けにもなった、カフェスローの定期イベント。電気を自らすべて消す"自主停電"で過ごす、夜の2時間。
数年前はちょっと変わったイベントだったのに、3.11以降、その存在意義を深めている。
一般の人が、多く足を運んでくれているように感じる。
今日も、満員御礼でした。

3.11以降、暗闇カフェでも、リニューアルの気持ちで取り組んでる。
毎回、異なった企画をそこに盛り込むようにしている。

今日は、お客さん全員に白紙を配り、
「未来への手紙」というテーマで一筆書いていただき、
店長の間宮くんにそれを読み上げていただきながら、僕が即興演奏で合わせた。

「手紙」って不思議だ。
「手紙」にしただけで、そこに思いやりがこもる。

いま、未来を語ろうとしたら、原発のことを避けて通れない。
とんがった言葉、怒り、憤りが溢れ出るかもしれない。
でも、「手紙」にしただけで、みんなが誰か相手を思い浮かべ、思いやりを込めて、優しい言葉で、未来を語ることができたんだ。

それに音楽をつけてゆく僕もまた、とても優しい気持ちになれました。
ありがとう、みなさん。

僕は、音で、手紙を描けました。


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モモの家(大阪)のライブ・レポート

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今日から、17日間のツアー。
初日は、大阪の「モモの家」でのライブ。

ずっと仲良くして来た、モモの家とその仲間たち。
年1回のライブがとても楽しみ。
毎回、違う企画をたてているけれど、今年はまた新しい試みで、「ヨガ+ピアノ」のライブ。

モモのメンバーでもある田中優佳(通称チドリ)さんがホルトヨガエデュケイター、プラナサージプラクティショナーという肩書きもお持ちで、ぜひ一緒にやりましょうということになりました。

モモ特製ランチをお客さんと一緒にいただいたあと、
ライブの前半は、ヨガとピアノのコラボレーション。
お客さんが普段着のままできる簡単なプログラム。

チドリさんのナビゲートに合わせて、お客さんがヨガに入っていく。
僕はみなさんの呼吸や動きに寄り添うように、
即興演奏で空間を創ってゆく。

とてもとてもゆるやかで、
特別な時間が流れてゆく....


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そして後半は、僕のピアノソロ。
お客さんは、前半のヨガの延長線上にあるような精神状態で、
聴けたんじゃないだろうか。
一番上の写真は、ピアノソロの様子だけど、
お客さんがヨガみたいなポーズをとっているのが、それを感じさせる。


モモは、小さな民家。
でも、ここにしかない時空がある。

さらに今日は、「同じ2時間でも、こんな2時間も過ごせるのだなぁ」というような、本当にゆったりとした、しかも濃密な時間だった。


それから、今回の17日間のツアーは、1歳になったばかりの娘も一緒です。
モモのメンバーにも、娘に会ってもらえて良かった!!

みなさんありがとう。
また会いましょう!


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つむぎ、1歳になりました

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7月15日、娘のつむぎが1歳になりました。

一年前、愛知県岡崎市の吉村医院で、完全なる自然分娩で、
17時間半のお産を母とともに乗り越えて生まれた、つむぎ。
-> つむぎ誕生(2010.7.15)

僕たちは、小さな小舟に3人で乗って、海にこぎだした。
大波小波、初めて経験する海、驚きや喜び、戸惑いの繰り返し。
でもどんなときでも、こんなに幸せなことがあろうかと、つくづく思うのです。


これから、つむぎがどんな性格の子に成長しようとも、
変な道に進もうとも、ぶつかり合おうとも、
僕は決して、つむぎを否定しない。

いつも、僕は君のすべてを肯定し、すべてを受け入れるよ。

大切な大切な我が子、
自由に、自然のままに、
すくすく育って、おおきくなぁれ!


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