日々のレポート

2012年2月アーカイブ:


森のテラス(東京)のライブ・レポート



(part. I)

1. 即興演奏





(part. II)

1. 風のゆくえ
2. 地球(ほし)のこもりうた
3. 菜の花
4. 祈り
5. 息をして

............................................................................................................


東京での4日連続ライブも、今日が最終日。
オープンガーデン・森のテラス(仙川)で、「music for all living things〜生きとし生けるものすべてに向けた音 vol.34」です。もう34回目。継続は力なり。

2日前のカフェスローのライブのときは、雪が降っていたというのに、
今日はとても暖かで、いい天気。
今朝、横浜の実家近くでは、菜の花が咲いていました。
春の兆しに、ふっと心が軽くなりました。


今日もいつものように、前半はすべて即興演奏。ひとつらなりの物語。
この一年でたくさんのことがあったし、冬の間は特に心も凍えてしまいがちだった。
でも今日はこうして、春を感じることができた。
その春の訪れ、春が連れて来た音を紡いでゆきました。

お越し下さったみなさん、ありがとうございました。
来月は3月20日に開催。もっともっと春らしくなっているでしょう。
どんな音が生まれるか、僕も楽しみ。
春の時間をみなさんと共有できるのを、楽しみにしています。


(↓ 森のテラスには、なぜか大きなインコが来ます。
  ペットだったのが野生化したのでしょう....)


120219_01.jpg


【次回開催予定】

「music for all living things
 〜生きとし生けるものすべてに向けた音 vol.35」

とき: 3月20日(火・祝)開場12:30 開演13:00
会場: オープンガーデン・森のテラス http://www.moritera.com
  (京王線仙川駅より徒歩10分 / tel: 03-3307-1987)
料金: 〈前売〉 大人2500円 / 学生・障がい者2000円 / 小学生以下1000円 〈当日〉300円UP
  (1ドリンク付き / 2歳以下無料)
出演: 重松壮一郎(ピアニスト、作曲家)

【ご予約・お問い合わせ】
「3月20日ライブ」とご明記の上、ご予約人数をお知らせください


信愛病院(清瀬)のライブ・レポート

120218.jpg

今日は東京・清瀬にある「信愛病院」での演奏。
2005年に初めて演奏させていただいてから年1回ずつ、今日で7回目です。

毎回、ホスピス病棟と一般病棟ロビーの2回公演。
ホスピスのほうは患者さんとご家族のみが対象です(上記写真は、ホスピス)。


最近は、ホスピスに来てから約1週間で逝かれるかたが多いと聞きます。
そういう方々を目の前にして届ける演奏というのは、
永遠の一瞬が連続しているような、本当にかけがえのない輝く瞬間瞬間を共有しているような、特別な感覚なのです。

聴く人にとって、最期の音楽になるかもしれないと考えて、以前は気負いをしてしまっていました。でも今日は、今までで一番、気負いなく、魂のままに弾けた気がします。
今年で7年目、また少し前進できて良かった。ありがとうございました。

誰だって、いつ死ぬか分からない。
これからも、一音一音、大切に弾いていきたい。




暗闇カフェ(東京)のライブ・レポート



(第1部)

1. 今日の即興演奏
2. 粉雪
3. 最期の時
4. 僕がいたこと
5. みずよとわに
6. 即興〜風のゆくえ




(第2部)

7. お客さんにメッセージを書いていただき、朗読コラボ
8. tsumugi
9. 森へと続く道


........................................................................................................................


今日は、東京・国分寺のカフェスローでライブ。毎週金曜日の恒例イベント「暗闇カフェ」の暗闇演出人として、ライブをしました。なんと今日で49回目です。

今回は、「冬から春へ」というテーマで構成しました。
演奏曲目は、アルバム「冬から春へ」からの数曲、そして即興や他のオリジナル曲も組み合わせ、途切れのない一つの流れを作りました。

もうすぐ震災から一年。
この季節の移り変わりの中で感じたことや、
暗闇から光へ、雪解けから川の流れへと変わっていくイメージで、
音を紡いでいきました。


後半では、お客さんに同じテーマでメッセージを書いていただき、
その朗読に合わせて、即興演奏をしました。
1つ1つのメッセージが本当に素晴らしく、まるで詩集のようでした。

ご参加下さった皆さん、
ありがとうございました!


また、今日はUSTREAMで生中継もしました。
カメラ4台を使ってスイッチング。
とても贅沢!テレビや映画と変わらないです。

撮影を担当してくださった「アトリエ旅する木」森谷博さん、
ありがとうございました!


120217_01.jpg

【次回のスケジュール】

「3.10祈りのキャンドルナイト」

とき: 3月10日(土)開場17:30 開演18:30
会場: カフェスロー(東京都国分寺市東元町2-20-10 / JR国分寺駅南口より徒歩10分)
料金: 2000円(1ドリンク付)
ご予約・お問い合わせ: ご予約フォーム

《小さなキャンドルの灯り、1つ1つに想いを託して》

3.11前夜、キャンドルナイト・コンサートを開催します。震災から1年、それぞれが静かに自分の気持ちと向き合って、音楽に祈りを託す時間、参加者みんなで分かち合う時間をつくりたいと思います。重松の「音」は、みなさんの気持ちの触媒となります。
3月10日、心のかけらを持ち寄り、美しい時をつくりませんか。


◎ライブの詳細


120217_02.jpg



そよかぜ音楽祭(調布)のライブ・レポート

120216_02.jpg

今日から東京で4日連続ライブ。
広島ツアーの後に引いた風邪も治りつつあります。
用心しながら、全力投球。

今日は、東京・調布のグリーンホールで、音楽ボランティアネットワーク「音種♪」のコンサート。僕もメンバーとして出演しました。
知的障がい者援護施設「そよかぜ」さんの主催で、障がい者も健常者も分け隔てなく1つに交わる時間。

音楽ボランティアネットワーク「音種♪」は、学生から社会人、アマからプロまで、登録メンバーが60人以上います。
今日は13名が参加。僕は半数以上が初対面。平均年齢が低いく、僕は最古参。
立ち上げ時メンバーだから当たり前だけど、
こうして今も関わらせてもらえてるのが、嬉しいです。

音楽ボランティアというと、昔ながらの慰問演奏っぽいもの、童謡や懐メロなんかを歌うようなのが主流かもしれませんが、「音種♪」は活動当初から、参加型即興セッションを特色にしています(だからこそ、170回も演奏依頼が来てるんだと思う)。


120216_03.jpg

今日も、オープニングとエンディングに、
会場にいる全員を巻き込み、全員参加型の即興セッションをしました。
これが、本当にすごく良かった。感動的ですらありました。

今日は出演メンバーがみな若いせいか、即興演奏が初めての子も多かったんですが、みなそれぞれ楽しんでくれました。なかには、「即興演奏ってこんなに楽しいんだ!」と目覚めた音大生の子なんかもいて、嬉しい。

音とは本来、自由なもの。
何にも縛られず、音と自分を、大海に解き放つことの気持ちよさを知ったら、
病みつきになるかもね。


120216_04.jpg

「そよかぜ音楽祭」が、残念ながら今年が最後の開催。
でも「音種♪」はずっと続くし、この世から音楽がなくなる訳じゃない。
また違った形で、みんなで音を重ねられる日を楽しみにしています。

みなさん、ありがとう!


120216_01.jpg



ガレンホール(広島)のライブ・レポート

120208_02.jpg

広島・呉でのツアーも、最終公演。
市内にある「ガレンホール」でのキャンドルナイト・コンサート。

寒い寒い2月の夜、しかも平日だというのに、
ちょうどゆったりと席が埋まるくらいのお客様。
本当にありがとうございました。


120208_03.jpg

今日は前後半で2時間。
前半は、即興演奏とオリジナル曲をMC無しでつなげ、1つのタペストリーのように演奏する、僕が一番好きな構成方法。

大変だった2011年から年があけ、震災からももうすぐ一年。
暗闇から希望の光へ、
苦しみから喜びへ、
冬から春へへ、
時の移り変わり、心の移り変わりを、
音に紡ぎました。


【セットリスト】

■前半
1. 即興〜風のゆくえ
2. 即興
3. 即興
4. 地球(ほし)のこもりうた
5. tsumugi
6. 森へと続く道

■後半
7. 粉雪
8. 即興〜菜の花
9. 祈り
10. 息をして


120208_04.jpg

会場のガレンホールは、とても気持ちよく弾けるホールでした。

僕が好きなのは、
小さな1音1音が波紋のように広がり、
たくさんの音が森のように増幅する空間。
今日は、そんなイメージで弾けました。


今回は開催決定が少し遅かったため、広報に十分な時間をとれず、
スタッフの方はみなさんご苦労されたと思うのですが、
多くの方にお越しいただけ、本当に感謝しております。
スタッフのみなさん、お越し下さったみなさん、
本当にありがとうございました。


打ち上げは、スタッフの方のご実家が居酒屋さんなので、
そこでのんびり、本当にくつろがせていただきながら、飲みました。
とても贅沢!


120208_05.jpg


呉共済病院看護専門学校(広島)のライブ・レポート

120208_06.jpg(撮影:ファミリーくれ 下原洋子)


広島・呉ツアー、2日目。
今日は午前と夜の2公演。

午前中は、呉共済病院看護専門学校での2時間のコンサート。
前半は学生さん向け。ここの卒業生で助産師の姫宮万寿子さんとのコラボレーション。

ふだん、こんな風に学生さんに聴いていただける機会は少ないので、嬉しい。
みなさんは看護学校の3年生で、このあと国家試験と就職を控えているそうです。
ちょっと口幅ったいようですが、僕もいち社会人として、言葉でもメッセージを贈りました。

『やりたいことをやってください』
それが僕からのシンプルなメッセージです。
他人がなんと言おうと、やりたいことをやって欲しい。

「やりたいことを仕事になんてできない」「夢で食っていける訳がない」
こんなことを、まわりの人、特に年下に向かって、子どもに向かっていう人がいます。
きっと、その人は、やりたいことができていないのでしょう。
でも、未来ある子どもたちにそんなこと言ってはいけないと思う。

いま、ただでさえ、子どもたちは将来に夢を持てなくなっています。
中学生のなりたい職業が、1位:正社員、2位:公務員とか。
大人たちの安定志向が、子どもたちにまで影響している。
しかも、これは「職業」ではなく、「雇用形態」でしかない!
子どもたちが夢を持てない社会なんて、やりたいことを最初からあきらめる社会なんて、悲し過ぎます。

今日の学生さんたちも、これから社会人になって、
道に迷ったり、いろんなものに影響されたり、
大きな選択を迫られたりすることがあるでしょう。
それぞれ色んな事情があると思うけど、
自分の人生なのだから、やりたいことを思う存分やって、
好きなように生きて欲しいなと思います。


120208_07.jpg(撮影:ファミリーくれ 下原洋子)


1時間の学生さん向けコンサートのあと、姫宮さんと学生さんは教室へ。
コンサートで伝えきれなかったことを、共有されます。


僕は、ソロコンサート。
10人に満たない、ごくごく内輪のかたがお越し下さり、
残りの1時間、ゆったりとした時間を過ごしました。

MC無し、ただただ、音とあなたと僕がいる時間。
時折、ちょっと騒がしい子どもたちの声も交えて、
冬から春への移り変わりを、即興演奏とふだんのコンサートで弾かないような曲を交えながら弾きました。

お越し下さったみなさん、
姫宮さん、看護学校のみなさん、
ありがとうございました!


120208_01.jpg


川尻光幼稚園(広島)のライブ・レポート

120207_02.jpg

今日から広島ツアー。呉れにて、2日間で3公演。

今日の会場は、川尻光幼稚園。
とてもかわいい校舎。

演奏するのは、この校舎と向かいにある新しい講堂。
2時間のコンサートのうち、
前半は親子対象に助産師・姫宮万寿子さんの「いのちのお話」とのコラボ、
後半は親のみ対象で、ピアノ・ソロコンサート。


120207_01.jpg

姫宮さんの「いのちのお話」とのコラボは、もう10回目ぐらいじゃなかろうか。
子どもたちにとっては、初めての性教育。いえ、本当の意味での「"生"教育」です。
自分たちがどうやって生まれて来たのか、いのちの大切さ、君たちはお父さんとお母さんが愛し合って生まれて来たんだよ、というメッセージ。

子どもたちはとてもお行儀よく、我慢強い。
前半のコンサートはみんな正座で、ずっと集中して聴いてくれました。

でも、前半の最後、僕のピアノソロ「tsumugi」を弾く時、「では最後はお母さんと一緒に聴いて下さい」として、お母さんの膝の上で聴いてもらうようにしたら、子どもたちはふっとゆるんで、甘えん坊に戻りました。その変化がかわいい。


後半は、ピアノソロ。
子どもたちは教室へ戻り、お母さんだけに。
子どもを預かってもらえて、自分だけでコンサートをゆっくり楽しめるなんて、なかなかないことなので、みなさんとても喜んで下さいました。

またぜひ演奏にしにきたいです。
みなさん、ありがとう!


120207_03.jpg



お誕生日祝いの即興演奏

johan_cd.jpg

友人の息子さん1歳のお祝いに、CDを作りました。 

実は1年前に彼が生まれた朝から6日間、
1日1曲ずつ、計6曲の即興演奏を録音していたのです。 

加えて、隠し録りしていた赤ちゃんのときの泣き声や、
彼の父の子守唄などを収録した、世界にたった1枚だけのアルバム。
ジャケットも手作りです。

喜んでもらえて良かった!




| コメント(0) | トラックバック(0)