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 2004年 夏旅2004
8月30日(月) 前のレポート  |   次のレポート 
夏旅2004 第27日目: 旅の最終の地: 竹富島へ
今日は、昼過ぎに波照間島から石垣島へと戻りました。そして、また船に乗って、竹富島へ移動します。この竹富島が、僕の今回の旅の最終移動地です。今日から3泊します。竹富島は、もう何回訪ねたか分からないぐらい来ている島です。僕にとっては、この人生の最終の地にしたいくらい、大切な場所です。いつも、竹富島のことを思い出すと、なぜか涙が出てしまう.....そんないとおしい場所です。

ハイビスカス
花の島でもあります
 
町並み
変わらぬ町並み
 
西桟橋
みんな集まってくるよ
 
アンガマ
幸運にも見れたお盆の行事
 
神々の島、竹富島
実は、昨日ぐらいから、非常に疲れがたまっていました。旅ももう27日目なので、かなり精神的にきていました。もともと風来坊タイプではなく、腰をじっくり据えるタイプなので、移動に次ぐ移動が原因だと思います(考えてみみれば、全て1泊か、2泊で移動している)。それに、僕にとって、ピアノをみんなの前で弾いてライブすることが、生きていることで最も喜びなので、「早く戻って、ライブがしたい」と思うようになっていました。

大好きな竹富島なのに、ちょっと行くのも億劫になっていました。東京にいてもどこにいても、いつも心の中に理想郷のように竹富島があるのに、実際行くとなっているのに、なんだか気が進みませんんでした。
とにかく、色んなことをネガティブにばかり考えてしまっていました。
心が、閉じてしまっているのだと思います。

でも、船で竹富島に着き、この静かな道を歩いたとたん、何か重くのしかかっていたものが、ふっと、消えました。自分の足音と、鳥と虫の音しかしない道。アスファルトも信号もなく、ただ、珊瑚の粒でできた白い道。島の人が、毎朝、丁寧に掃いている道。
大好きな竹富島のおだやかな時空が、僕の精神的な疲れを、決してくれました。

竹富島は、神々の住む島と言われぐらい、神秘的なものを持つ島です。
島の神様が、僕の心を開いてくれたのかもしれない。

西桟橋で見る夕日
もし竹富島に行くことがあったら、日帰りではなく、泊まりで行き、民宿で夕飯を食べた後は、西桟橋に行ってください。ここは夕日を見られる場所です。
夕日の時分になると、島中からひとびとが集まり、美しい夕日を眺めます。夕日が美しいというより、その空間が素晴らしいのだと思います。そこにいるみんなが、気持ちいい空間を共有しているので、なぜか一体感を感じます。
世界中に、夕日の絶景ポイントがあると思います。素晴らしく雄大な夕日を見られるところもあると思いますが、ここ、竹富島の西桟橋は、またそれとは違う素晴らしさを持つ、竹富島らしい、優しい空間です。

ちなみに、ここ竹富島でも旧盆の行事が行われていました。偶然ですが、見られて、とても幸運です(その分、宿をとるのは大変だったけど)。
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