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 2004年12月 USツアー
12月3日(金) 前のレポート  |   次のレポート 
USツアー 第3日目: US初ライブ!
今日は、ついにアメリカ初ライブの日。場所は、寮の一階にある、ライブラリー。入り口から正面にある、けっこう広いラウンジのような所です。
午前中は一紗ちゃんは学校なので、僕はスタジオでひとり練習。午後は二人で練習。昨日になって初めてやることを決めた曲もあるので、ちょっとしつこく練習する。僕は時差ボケが治らず、ライブの前になって眠くなる......。でも気合い十分!

2ショット
久々の二人でのライブ
 

セットリスト:

1, -即興-
2, 空の水
3, 小さな空
4, 歌うということ
5, 赤とんぼ
6, Somewhare
  Over the Rainbow
7, -即興-(新月への音)
8, 息をして
9, Danny Boy

 
たくさんのお客さんに囲まれ
ライブラリーは、スタインウェイのグランドピアノ。古いから鍵盤やペダルはちょっと弾きにくいけど、でもとっても音がいい。さすがスタインウェイ!
そして、寮のオーナーが、椅子を並べてくれたり、軽食を用意してくれたり、考えられないくらい準備してくれた。
お客さまは、この寮に住む幅広い世代の女性(20代からおばあちゃんまで)。それと、一紗ちゃんの友達がたくさん。もちろん人種もさまざま。僕らの音が、みんなの心に届くか、心配。でも、僕らはいつも通りにやればいい。いつも、みんなの心に届くように演奏しているのだから。

オーナーが僕らを紹介してくれ、それぞれ自己紹介。英語で、慣れない状況だけど、僕はいつも通り裸足だし(一紗ちゃんも...)、ピアニカ持ってうろうろして、いつも通り。そう、いつも通りではじめますか。

歌う、弾く....
最初はその場のインスピレーションで即興。ゆっくりと始める。ピアノの音と一紗ちゃんの声がまだ完全には慣れきってないけど、二人とも練習よりも気持ちよく音を重ねることができた。

Kazusa
君の想いよ、届け!
 
soso
よく聴いて。
 
3ショット
終了後、オーナーと
 
今回は、(1)二人で即興、(2)一紗ちゃん弾き語り+重松ピアニカ、(3)重松ソロ、(4)二人でカバー、(5)二人で一紗ちゃんオリジナル、というスタイルの組み合わせ。
カバーの選曲は、武満徹の「小さな空」や、童謡の「赤とんぼ」、みんなが知ってる映画音楽「Over the Rainbow」、アイルランド民謡「Danny Boy」(ロンドンベリーの歌)。

あとは、一紗ちゃんのオリジナル。一紗ちゃんにとっては、いつもお世話になっている方々、仲良くしている友達。だから、たくさん心を込めて歌う。歌う。歌う....

そして、僕のソロは「息をして」。
僕の「息をして」は、いつもみんなが好きと言ってくれ、僕が想いを託しているように、みんなもいろんな想いを託してくれる曲。だから、ここにいるみんなにも、僕が込めてる想い感じて欲しかったし、人種の壁を越えて何か共有したかった。だから僕はたくさん心を込めて弾く。弾く。弾く......

みなさん、ありがとうございました!
そして、あっというまの、一時間と少しのライブは終わった。みんなにたくさん喜んでもらえた!ちゃんと伝わったのだ!ほんとにみんなが僕らを褒めてくれて、英語だから全部は分からんのだけど、ワンダフルとか、とにかく、たくさんのいろんな人々、おばあちゃんから、黒人のでっかい人、とにかくみんながいろんな言葉で僕らを評してくれて......もうなんて言ったら良いやら訳分からんのだけど、嬉しかった!CDもたくさん買ってもらえました。たくさん握手して、抱き締めてもらって、僕はうまくしゃべれんからThank you, Thank youって、言いまくってました。

これは、ひとえに一紗ちゃんのおかげだと思う。純粋に、ただただひたむきに。それが、性格にも歌にも表われていて、その一紗ちゃんを愛する人々に囲まれて、演奏して。幸せな空間がそこにはありました。僕はそこに参加させてもらって、一緒に空間を作り上げることができて、幸せでした。

まだ、一回目のライブだというのに、ほんとアメリカに来て良かったと思いました。
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