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 2005年12月 熊本ツアー
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熊本ツアー第5日目: 天聴の蔵でのライブ
今日は、熊本県山鹿市にある、大きくて古い酒蔵を活用したスペース「天聴の蔵」でのライブです。ここでやらせていただくのは2度目。とっても素敵な場所です。

山鹿の曲を依頼され....
今回のライブは、友人のDr. ホリックこと堀 統さんがコーディネートしてくれたライブ。僕は、夕べはホリックさんちに泊めてもらいました。彼は、ほんとに優しい男なのですが、彼のご家族もやっぱり温かなご家族でした。ホリックさんがすごく大切にされているおばあちゃん。そこいるだけでこちらがホンワカした気分になるような、おだやかな、とっても素敵なおばあちゃんでした。
僕がホリックさんちに泊まった理由というのがちゃんとあります。ホリックさんに、「ここ山鹿をイメージした曲を演奏して欲しい」というリクエストをいただいたからです。

ホリックさんは、山鹿をもっとみんなに知ってもらい、もっと活気が出ることを祈り、いろいろ取り組もうとしています。今日のライブもその1つ。僕にできることなら、全面協力したい。
僕はホリックさんファミリーに触れ、そして今日は朝に山鹿をホリックさんに案内してもらいました。山鹿の人たちの自慢、それは、「山鹿温泉」「山鹿灯籠」「八千代座」。僕は、とっても素敵な八千代座(いつかここでライブしたい!!!!)を見学し、山鹿灯籠の工房をのぞき、山鹿温泉につかりにつかり、イメージを膨らませました。曲は、温泉の中で作りました(次に来るときは、山鹿灯籠祭りの時に来たい!)。

灯りとシチューともに
今日は、シンガー川原一紗&灯り師・赤瀬重夫と共演です。赤瀬さんの和紙で作ったランプシェイドは何度見ても本当にかわいい!前回、手元が暗かったという反省点を活かし、上からも吊るしたり工夫してくださいました。また、一紗は、朝からお客さんにお出しするシチューも作ってくれました。ありがとう!

そして本番。
今日は、この灯りと蔵のイメージから即興演奏でスタートし、一紗のオリジナルで前半を構成。
後半は、僕が昨日出会った三味線奏者の船津健聖さんと一紗の3人で即興セッションからスタート。健聖さんは、三味線の全国大会で日本一にもなったことのある方。昨日出会って、今日のライブでのセッションをお願いしたら、快諾してくださった。

初めての三味線とのセッションは、またなんとも勉強になりなした。ゆったりと掛け合いするのは慣れているけど、津軽三味線特有の「チャカチャンチャンチャン〜」いたいなハイテンポの連打で来た時に、相手の音を聴きつつ、自分も重ねるのはけっこう大変!

でも、あの「チャカチャンチャンチャン〜」が来ると、顔がニヤニヤしていまった。だって、嬉しいもの。おそらく10分くらいだったと思うけど、もっともっとセッションしたかった。邦楽の方とのセッションは本当に勉強になります。健聖さん自身も、ピアノとのセッションは初めてだったそうで、楽しそうでした。またやりましょう。とことんやりたい!そんな感じでした。

そのあとは、僕が山鹿温泉のイメージの曲、「水滴のセッション」、「新月」、「息をして」。最後に一紗と「慈しみの微笑み」。アンコールで「Amazing Grace」をお送りしました。

今日のライブは、事前の準備から、本番、後片付けまで、全て山鹿の人々に助けていただきました。僕はおかげ様で、音楽だけに集中することができ、みんなあっての僕の音楽であると、心底思いました。
また、お客様も遠方からいらしてくれた方(熊本市内や県外)もいらして、ほんとうに感謝感謝でした。屋久島で出会った直ちゃんは、手作りのメロンパンとあんぱんをたくさん持って来てくれました。

またここ山鹿に戻ってきます。
みなさま、またよろしくお願いいたします!
live photos
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