ライブ・スケジュール

フライヤー

きっとわかちあえる
〜詩と物語とピアノのコンサート

ゆらぐ音に耳を澄ます。
その音とそこにこめられた魂が、波紋のように空気を伝わる。

言葉と音がとけあう時間

詩人の発する一つ一つの言葉、ピアニストの発する一音一音。
その音とそこにこめられた魂が、波紋のように空気を伝わるーー…。

長年、共演を重ねてきた詩人・稲尾教彦と、ピアニスト重松壮一郎。
今回は同じく詩や朗読を手がける「南ゆうこ」とともに、3者の表現がとけあうような、朗読と音楽のコンサートを開催いたします。

自然のゆらぎ、3人の言葉と音楽に耳を澄ますとき、こころは一つにとけあって、わかちあえている。
そんな空間を目指します。
3者の出会いから生まれる、唯一無二の表現に、ぜひ触れにいらしてください。

 

「きっとわかちあえる」 稲尾教彦

風がそよぐ
静けさが波をはこぶ
そとでは草がゆれるだろう
虫がなき 鳥がさえずるだろう

なんてすばらしいことだろう
今日 ここに こうして集まった人と
きっとわかりあえる
わかちあえる

なぜなら そとでは風が吹いていて
静けさが波をはこんでいる
草がゆれ 虫がなき 鳥がさえずっている

みんな一つにわかちあっている

そうした音に耳を澄ますとき 私たちも
草や虫や鳥たちのように
みんな一つにわかちあっている

自然の虚無
その色あざやかな 深い孤独の声に
共に耳を澄ますことができるなら
私たちは きっと わかちあえる

耳を澄ます
それは 一つになること

 

会場は「sound&art Gallery 日+月+星」

sound&art Gallery 日+月+星東大寺転害門のちかくの古墳の森と佐保川に挟まれたちいさな町のなかに、三角屋根のピアノホールがひっそりと佇んでいます。ふだんは椅子張職人の工房ですが「sound&art Gallery 日+月+星」(サン・ムーン・スター)という名前でときどき、LIVEやイベントなどを開催しています。

当日は、大阪より「ひよこ珈琲」も出店いたします。
どうぞお楽しみください!

 

終演後、交流会を開催!

コンサート終演後、出演者を交えて、ポトラックパーティー(交流会)を開催いたします。ぜひお気軽にご参加ください。

  • 時間: 終演~19:00頃まで
  • 参加費: 500円
  • 各自、食べたいもの、飲みたいものを1品〜お持ちください。
  • ご予約の際に「交流会参加希望」とコメント欄にご記入ください。

 

会場

sound&art Gallery 日+月+星

奈良県奈良市多門町35-2 / 近鉄奈良駅より北に徒歩15分 / tel: 090-7305-3121(高橋)
※お車の方は近隣の有料駐車場をご利用ください

ご予約・お問い合わせ

sound&art Gallery 日+月+星 tel:  090-7305-3121(高橋)

 

プロフィール

重松壮一郎 重松壮一郎(ピアニスト、作曲家、即興演奏家)

即興演奏とオリジナル曲を主体としたライブを、全国・海外にて年間150回近いライブを行う。アメリカ、オーストラリア、タイ、ヨーロッパなど海外でも多数公演。「生きとし生けるものすべてに向けた音」をテーマにしたオリジナリティ溢れる楽曲、人と自然をつなげるようなオーガニックな音色は、ジャンルや世代、国境を越え、人々を魅了し続けている。アート・イベント、野外音楽祭、子ども向け音楽ワークショップなど多くのイベントを主催。被爆ピアノの演奏や、平和コンサートの企画、原爆の語り部とのコラボレーション、原爆をテーマにした楽曲の制作など、音楽を通じた平和活動も積極的に行う。アルバム「tsumugi」は、iTunes、Amazon等にて、世界配信中。

 

南ゆうこ南 ゆうこ(朗読家・文筆)

大阪出身、三重在住。20代にアジア、ヨーロッパ、中東、南米などを一人で旅した経験が活動のベースとなっている。「〝声を通して人と人が重なり合う部分に触れる〟そのことを深く掘り下げながらも、よりひらかれた形で、朗読とお話を通し、豊かな音を共有する喜びを伝えていきたい」。2013年より言語造形家の諏訪耕志氏に師事。2015年より言葉を軸とした活動を開始。主な朗読会は「寒露の前に朗読会」cafe 百音(大阪)、「はじまりの詩」caffe millet(京都)、「夏至の朗読会」そば、けいた(三重)など。主な展示は「えことばもじ展」sensart gallery (三重)、「はじまりの詩」caffe millet(京都)など。現在、「24節気」 を越田クリニックwebサイトにて連載中。

 

稲尾教彦稲尾教彦(詩人、言語造形家)

1980年長崎県生まれ。高校時より演劇に 親しみ劇作を専門に学ぶ。東京在住時、からだを壊し、以後、詩作・朗読と菓子作りを始め、自然食、環境問題に関心をもつ。奈良県に移り自然農を川口由一氏に学ぶ。自作の童話をもとに「食といのちのつながり」をテーマにした「美呆展」を東京板橋区一帯で開催し、多くの作家と、芸術と対話による交流をする。2013年より、大阪・「ことばの家」の諏訪耕志氏に言語造形を学ぶ。長崎に6年間住み自主保育などの実践したのち、北海道伊達市ひびきの村にて、自然農・バイオダイナミック農法の実践、言語造形による演劇作り、詩作講座を担当した。2018年現在、有珠町にて、「草雨文舎」を立ち上げ、詩と言語造形を深め、分かち合う活動をしている。主な作品に、詩集「涙の歌」「森から帰ってきた」「雨、その慈しみの中で」「夕立と群青」(私家版)。

 

終了したイベントです。

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