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憲法改正論議について思う
先日、某テレビ番組で、「憲法改正はすべきではない」と主張した人に対し、自民党の方々が寄ってたかって、「なに時代遅れなことを言ってるんだ」と、笑い飛ばしてた。
僕は、それを見て、ぞっとした。一般庶民だって、一人一人の意見を尊重して、まじめに議論しているのに、彼らって、まともに議論する姿勢すらないんだと。
それくらい、彼らにとって「憲法改正」は当たり前なんだと。
僕は、子供のとき、学校の社会の授業で、「日本国憲法は、世界に誇れる平和憲法だ」と教わって育った。
子供ながらに、それを誇らしく思ったし、自分は日本に生まれて幸せなんだなと思って、育った。
きっと、ある世代以降の人たちは、そういう教育を受けて育ったと思うし、多かれ少なかれ、それを誇らしく思ったと思う。
僕は、あの政治家たちに、尋ねたい。
「もっと平和な憲法」に改正されるなら、みんな喜ぶし、もっと誇らしく思うことができるでしょう。
でも、少なくとも、今よりも「平和じゃない憲法」に改正するつもりなんですよね?
ということは、改正後は、社会の授業で、子供たちにどのように教えるんですか?
「日本は世界に誇れる平和憲法を"以前は"持っていましたが、200X年には改正され、"非平和憲法"になりました」
と、教科書に記載されるのでしょうか?
そういった教育を受けて育った、子供たちがどんな大人になるのか、
そして、どんな日本を築き上げていくのか、
想像してみてください。
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