4/22からスタートした南の島ツアー。
沖永良部島での2公演目は、知名町立下平川小学校でした。
60名の子どもたち。
会場は体育館かな思ったら、素敵なホール。
音楽の授業もここでしているそうです。
「1曲目は即興演奏。目を瞑って、聴いてください」。
僕が子ども向けのコンサートするときに、お願いすること。
そのほうが、想像の翼を広げやすいから。
みんなしっかり目を瞑ったり、机にうつ伏せたりして、
聴いてくれました。
いつもは落ち着きがなかったりする子も、
静かに聴いていたので、先生方もとても驚いていらっしゃいました。
3曲目は、
僕が昨年10月に能登半島地震の被災地で演奏した際に撮影した映像を、
プロジェクターで流しながら、即興演奏。
地震があったこと自体を知らない子も多く、
家々が崩れている映像は、ちょっとショックだったかもしれない。
「なんで演奏に行ったの〜?」と聞く子がいたので、
「苦しいときに、演奏を聴いたら、気持ちが少し和らぐかもしれないでしょ」
と説明。
被災地に演奏に行くことは意味のあることだと思っていますが、
それ以外の場所に、被災地のことを知ってもらうのも、
とても大切なことだと思っています。
それは、僕が原爆をテーマにした曲を各地で演奏したりするのと、同じで。
特に子どもたちには、いろんなことを知ってもらいたいです。
最後の「息をして」は、一番想いのこもる曲。
低学年の子どもたちが聴くにはちょっと長いかもしれない。
でもそれもまた初めての経験として、受け取ってもらえたら嬉しい。
眠くなって、机に突っ伏してる子もいたけど、
指はピアノを弾く真似をして、カタカタ動かしてたって。
ほんとにかわいいです。
ここにつないでいただけたことに感謝。
そして、快く引き受けてくださった先生方に感謝です。
ありがとうございました!
さて、今日はこの後、夜もライブ!
(演奏写真はすべて写真家・元栄章さん。ありがとうございます!)