今日は今年最後のライブ。
「Silent X’mas Night〜花とピアノの聖なる夕べ」と題し、
かのん[奏音](長崎県佐世保市)にて、
クリスマスの夕べをお届けしました。
開催決定したのが2週間ほど前だったにも関わらず、
多くの方がお越しくださりました。
年末のお忙しい中、お越しくださった皆さん、
ありがとうございました。

僕はクリスチャンではないですが、カトリック家庭で育ちました。
イブの夜には教会のミサに参加し、薄暗い中にキャンドルが輝き、
みんなで静かに讃美歌を歌うようなクリスマスを過ごしていました。
それもあって、
子ども向けのクリスマス会でもなく、賑やかなパーティやディナーショーでもなく、
静かで美しくしっとりとした、大人のためのクリスマスの時間がつくりたいなと思いました。
また、大人は仕事や子育てで忙しく、自分のための時間をなかなか取れないので、
自分のための、ご褒美のような時間を届けたいなと思いました。

今回は、そんな考えに賛同してくれた、
ヒームストラ舞(フラワーアーティスト)と、
牟田千代(海の家Food Nora)と一緒に、
音楽と、花と、食で、
一夜限りのクリスマス・ナイトを企画しました。


お客さまには、会場に入った瞬間から、
ピアノの生演奏でお出迎えするようにしました。
コンサートの前半は、いつもは決して弾かないような曲目。
僕なりの聖夜のイメージで、讃美歌を即興的にアレンジしながらメドレーで弾きました。

後半からは、昨日に引き続き、娘つむぎに出てもらいました。
クリスマスの詩の朗読から始まり、
「菩提樹がうたうとき」「荒野の果てに」を歌ってもらいました。
ライブで歌ってもらうのは、小学生以来だったので、
練習しているときは「え〜」って感じだったけど、
昔と何も変わらず、まっすぐな声で歌ってくれました。
そして、トランペットとピアノで「明日への夕日」でクライマックス。
最後はお客様も一緒に「きよしこのよる」を歌いました。

その後は、お食事やお飲み物を召し上がっていただき、しばしご歓談。
その間も僕はBGMでピアノ演奏、
最後のプレゼント交換も、ピアノに合わせて…という感じで、
2時間弾きっぱなしだったので、なかなか大変でしたが、
ご参加くださった皆さんが「すごくいい会だった!!」と口々におっしゃってくださり、
それが何よりのご褒美でした。
企画してよかった!

僕にとっては今年最後のライブ。
それがこんな思い出深い時間になって、本当に良かったです。
今回は準備時間が短かかったですが、
来年はもっと早くに準備して、企画を練っていきますので、
ぜひ皆さん、また足をお運びください。
舞ちゃん、千代ちゃん、ありがとう。
そして、会場をいつも気持ちよく貸してくださるかのん[奏音]さん、
お手伝いしてくださったすべてのみなさん、お客様、
ありがとうございました。
良いお年をお迎えください!


