日々のレポート

会場風景

最後の絵本の読み語り

今日は、娘の小学校の5時間目を使わせていただき、卒業生に向けて、読み語りイベントをしました。

コロナ以降、できなくなっていた小学校の読み語りボランティア。
以前は、毎月のように朝の教室に足を運び、絵本の読み語りをしていました。

そして年2回ほど、命の月間や、人権週間の際には、スペシャルバーションも開催。
音楽室や体育館に子どもたちに集まってもらって、プロジェクターを使い、僕もピアノを弾き、みんなで舞台を作りました。

 

演奏風景

 

僕も含め、ボランティアメンバーの多くが6年生の子どもの親。
卒業前に、最後に6年生向けに開催したいということになり、
今日の5時間目をお借りして、3年ぶりに体育館で開催しました。
先生方も、すごくご協力くださいました。

今回選んだ3冊の絵本のうち、最後の1冊は「たくさんのドア」(作: アリスン・マギー)という作品。
これから大人になってゆく子どもたちに「ずっと見守っているよ、応援しているよ」というメッセージのこもった、卒業生にピッタリな内容。
僕も、精いっぱいの想いを込めて、ピアノを弾かせていただきました。
弾きながら、ちょっと涙をこらえるのが大変だったなぁ。

 

読み語りステージ

 

うちにあるたくさんの絵本のうち、
3分の1は僕が子どもの時から捨てずに取っておいたもの。
もう3分の1は大人になって買い足したもの、
そして残りはつむぎが生まれた後にいただいたり、買ってあげたもの。

つむぎが生まれた際に、テレビを廃棄したこともあり、毎日毎日、本当にたくさんの絵本を読んであげました。
僕もたくさん読んでもらって育ったし、だからずっと絵本が好きです。

 

子どもたちが中学生になり、高校生になり、どんどん大人になるにつれ、絵本を読まなくなるでしょう。
家庭によっては捨ててしまうかもしれない。
でも、大人になって読み返すと、気づくことがたくさんあるのが絵本。
ひとつ一つが、作家の作品で、たくさんの想いが詰まっています。

できれば捨てずにとっておき、
人生に悩んだときにふと読み返したり、
自分が親になったときに、我が子に読んで聞かせてあげてほしいなぁと思います。

 

あと2週間で卒業。
最後にいい贈り物ができてよかった!

 

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