日々のレポート

2010年8月アーカイブ:


八幡高原 野外コンサート(広島)のライブ・レポート(2)

100828_08.jpgphoto by Katsunobu Shirakawa


さて、コンサートも開演。

前半は5曲のうち3曲を即興で弾きました。
せっかくの野外演奏。この自然の感じを音にしたくて。

風の音や、セミや鳥の声、雲の流れを見ながら、
芝生の上でゆったりとし、
高原の涼しい風に乗るピアノの音を感じる、今夜だけの特別なコンサート。

僕はただ感じるままに音にしました。
風が、鳥が、虫が、味方してくれました。

日もだんだん沈み、夕去りのときを迎えます。


100828_09.jpgphoto by Katsunobu Shirakawa


大人と子ども合わせて、100人が来てくださいました。
遠くから何時間もかけて来てくださったかたも多くて。

輪になっておにぎり食べながらのファミリーや、
ビール飲みながらのお父さん、
リクライニング・チェアでゆったり贅沢に過ごしたり、
芝生に寝転がったり、樹によりかかったり、裸足になったり、
ほんとに自由でした。


コンサートのあと、
「重松さんのピアノを野外で聴く念願かなった~!」
「こんなイベントを企画してくれてありがとう~」
って、みなさんが言ってくださいました。

ほんとうに。
素敵な企画をありがとう。
弥生さんを中心に、動いてくださった皆様、
本当にありがとうございました!

いつかまた実現するときを楽しみに。
そのときはもっといい演奏ができるように、これからの日々をがんばりたい。

みなさん、八幡高原の自然、
ありがとう!!



100828_10.jpgphoto by Katsunobu Shirakawa


八幡高原 野外コンサート(広島)のライブ・レポート(1)

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昨夜の大阪から新幹線で広島へ。さらに2時間ほど山陰方面にバスで移動。
今日は広島の芸北にある八幡高原で、野外コンサートです。
八幡原のバス停に着くと、今回中心になって動いてくださった弥生さんが、
笑顔で出迎えてくださいました。

さすが高原。
涼やかな風が気持ちいい!
晴天にも恵まれ、野外演奏びよりです。


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会場は、柔らかな草の上。
大きな樹の下をステージに決め、ピアノを運んでいただきました。
今日は有志で集まってくださったみなさんのおかげで実現した、手作りのコンサート。
みなさま、ほんとにありがとうございます!


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調律は、坂井原さん。
数年前に芸北の「清流の家」でコンサートしたとき、古くてとても演奏に耐えうることのできないピアノを2日がかりで調律してくださったり、
昨夏の被爆したピアノも、坂井原さんが蘇らせてくださったものです。

とても信頼できる、素晴らしいかたです。


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今日は、PAを使わない生音のコンサート。
反射するものがない野外では、音があまり響きません。

九州あたりに台風が近づいているせいか、風が強い。
木々のざわめきや、風が耳を通り抜けるボボボ...という音で、
ピアノの音もかき消されてしまいます。

どうかみんなに音が届きますように。


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近くには、こんな素敵な木立もあります。
川の水もとてもきれい。


そして今日は、広島市内のマクロビオティック食堂「のら屋」のきよこさんに、出店していただきました。おかゆパン、野菜スープ、とってもおいしかった!


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さて、日も傾き始め、お客様も集まってきました。
そろそろコンサート開演です。


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カフェスローOSAKA(大阪)のライブ・レポート

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さて「月夜と少年」をあとにし、十三にある「カフェスローOSAKA」に移動。
僕がここ数年、演奏をさせていただいている東京・国分寺の「カフェスロー」に、共鳴してできたお店です。

昼は「キナリのおやつ時間コンサート」と題し、おいしいヴィーガン・スイーツを召し上がって頂きながらのコンサート。
平日の昼間に、どこまでもゆったりと時間が流れる、贅沢なコンサートです。


そして夜は、「くらやみカフェ」。

電気を消して、キャンドルに火を灯し、音に耳をすます。
電気が発明される前の、自然な夜の過ごし方。
古いような新しいような、不思議なキャンドルナイト・コンサートです。

お越しくださったみなさま、ありがとうございました。
せわしない世の中だからこそ、こういった時間を作りたい。
またぜひお越しくださいね。

次回の「キナリのおやつ時間コンサート」「くらやみカフェ」は、11月26日(金)です。


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月夜と少年

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今日は「カフェスローOSAKA」で昼夜2回公演。
その前に、地下鉄本町駅近くにあるギャラリー「月夜と少年」に打ち合わせに行ってきました。


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光の差し込む空間。
ひっそりとたたずみ、
でもどこか強いこだわりも感じるギャラリーでした。


10月30日(土)にこちらでライブします。
昼夜2回公演になる予定です。

大阪では久しぶりに、初めての空間でのライブになります。
ぜひお越しを!


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森のテラス(東京)のライブ・レポート

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東京での3日連続ライブの最終日は、京王線仙川の「オープンガーデン・森のテラス」。
ライブ・シリーズ「music for all living things」として始めてから22回目。
森のテラスで演奏するのは、トータルでは30回以上だと思います。

森のテラスは、都内の住宅地のなかとは思えない、自然に囲まれた場所。
いえ、この際、田舎か都会かというのは関係ないでしょう。
どこであろうとも、建築物を建てる時に、自然との共生を考えるかどうかで、どんな環境になるかが決まる。ここは、もともとあった自然を大切に、そのまま活かすように家をたて、そして住人やお客様が自然のなかでゆっくり過ごせるように設計されている。さらに、その場所で音楽を楽しことができるようにしてくれている。

僕が、「自分の音楽を最高の形で表現できる」と感じている場所です。


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森のテラスは、季節ごとにまったく違った表情を見せてくれる。
夏は、葉がたくさん生い茂り、テラスに多くの木陰を作ってくれる。
蝉が大合唱で、演奏と共鳴する。


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まだお客様の訪れる前の森のテラスで、リハーサルをする。

森にひびくピアノの音。
このとき、ああ、ここに帰ってきた、やはりここは素晴らしい、と実感する。


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さて本番。
今日のお客様は、面白かった。
みんな、演奏を聴いているうちに、床に横になり、仰向けで寝ながら聴き始めた。


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椅子に座っている人ほうが少なく、むしろ変な感じ?
いえ、椅子に座っている人も、手足を伸ばし、ほんとうにリラックスして聴いてくださっている。

遅れてきた、大人の夏休み。


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本日のお飲物は、2種類。
プルーンや梅の甘露煮を使った、爽やかな夏のスパークリング・ドリンク。

森のテラスは飲食店ではないので、お客様にお出しする飲食物は自分たちで用意せねばならない。だけどそのぶん、いくらでもこだわることができる。

音楽も食も同じ。主催者・出演者の想いが反映されるもの。
だから、僕と想いを同じくできる人にいつも頼んでいる。
お客様の気持ちや健康、地球環境までちゃんと考えてくれる人に、
できるかぎりオーガニックで、気持ちのこもった手作りのものを。

ここ1年くらいは、友人の小野直美ちゃんに頼んでいる。彼女はいつも季節やその日の気候に合わせて、プラスちょっと変わったアイディアも盛り合わせて考えてくれる。


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近所の猫。

いつもリハーサルの時にやってきて、
お客様が来たら姿を消し、
お客様が帰ったら、また姿を現す。

だけど、今日は本番中もずっとテラスにいて、
いっしょに寝転がった。



2時間のコンサートを終えた。
今日も前半は、約40分間の完全即興。
後半は、オリジナル曲で構成。

みなさん、ありがとう。
夏の想い出をありがとう。

また会いましょう。


-> 次回の森のテラスでのコンサートは9月20日(月・祝)です


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Shinjuku House(東京)のライブ・レポート

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今夜は、新宿の花園神社のすぐ近く、「Shinjuku House(新宿ハウス)」でのライブ。
東京だと、僕はわりと郊外でライブをすることが多いので、こんなに新宿のど真ん中でのライブは久しぶり。TOPSビルのカフェユイット以来です。
そして、Shinjuku Houseのようなカフェバーでライブするのもまた珍しい。


そもそもつながりは、僕が立ち上げから関わっている音楽ボランティアネットワーク「音種♪」のつながりから。友人であり代表の成松さん(心理療法家)がこのお店と親しくなり、重松壮一郎というピアニストがいて、ぜひここでライブをしてもらいたいと、オーナーさんに話してくれて。でもその時点ではお店にピアノはなくて残念に思っていました。
ところが、ピアノが譲り受けられることになり、僕がそのピアノの初披露ライブをさせていただけることになったのでした。

今夜も昨日に引き続き、キャンドルナイト形式でやることに。
そして、窓は締め切りにせず少し開けて、
新宿の街の喧騒も、音楽に取り込みました。

都会で過ごすちょっと特別な、夏の夜の想い出。
みなさんにはそんな風に感じてもらいたいと思って、弾きました。

今日も友人たちや、
何度も足を運んでくださってるお客様、
お店の常連さんがお越し下さいました。
ありがとうございました。

この場所をつなげてくれた成松さん、
そしてShinjku Houseのみなさん、
本当にありがとうございました。


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今日は、音種♪のメンバーも何人か来てくれ、
また偶然にも、岐阜で音楽福祉のコーディネートをしている友人も来てくれました。
なので、ライブ後は、音楽ボランティアを話題に盛り上がりました。

音楽福祉の名を借りた、趣味の発表の場、自己満足が多いなかで、
みんな高い志で、お年寄りや障がい者に本気で音楽を届けよう活動している仲間。
いい時間でした。

ありがとう!




カフェスロー(東京)のライブ・レポート

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今日から東京での3日連続ライブ。
初日は、国分寺「カフェスロー」の恒例イベント「暗闇カフェ」の暗闇演出人としてのキャンドルナイト・ライブ。
もう30回以上出演しています。

お盆明けのせいか、予約は少なめで、当日券でいらしゃるお客様のほうが多い。
みなさん忙しくて、ぎりぎりまで来れるかどうか分からなかったのでしょう。
それだけに、足を運んでくださったことが本当にありがたいです。


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電気を消して、キャンドルを灯し、耳を澄ます。

僕たちは自然に還る。
電気がまだ発明されていなかった大昔のように。

音が波紋のように、暗闇に広がる。


子ども劇場で出会った演奏家のかた、
古い仲間、何度もお越し下さってるお客様、
初めてのかた。

みなさん、ありがとう。

新しくて、古い夜の過ごし方。
また体験しにきてくださいね。


-> 次回の暗闇カフェでの演奏は9月17日(金)です


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めちゃくちゃでいい

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今日は、娘つむぎの一ヶ月検診でした。

今年の正月の妻の初検診から、8ヶ月間お世話になった吉村医院
今日の検診で終わりかと思うと、とても寂しい。


今日は吉村先生も田中先生もいらして、
母子を診察してくださった。


吉村先生の言葉、

「めちゃくちゃでいい!
本能のまま、自然のままに、自信を持って、
めちゃくちゃにおやんなさい。」


きっとこの言葉は、
これからずっと続く子育てのなかで、
こころの中で響き続けるだろう。

そしてこれは、
自分の音楽活動においても、
まったく同じことが言えるのだ。


めちゃくちゃでいい。
その物言いは、ほんとにめちゃくちゃなんだけど、
とっても安心する言葉でした。



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金魚ちょうちん

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2日間の長崎での演奏を終え、今日は自宅へ帰る。
その途中、山口県の柳井で途中下車。

今週末に、金魚ちょうちん祭りがあるというのを新聞で見て、
行ってみたくなった。


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古い街並の軒下に、2000個の金魚ちょうちん。

お祭りにはいろんな形があって、
踊りがメインだったり、
山車がメインだったり。
ここでは、このかわいいちょうちんがメインのモチーフ。

和紙と竹ひごでできたシンプルなちょうちんが、
いっせいに風に揺れる。

なんて素敵なんだろう。
いつか、ちゃんとお祭りの日に来てみたい。


我が子への初めての旅の土産を買うための、
小さな途中下車の旅でした。


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4人になった美呆ファミリー宅へ

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今日はオフ。
菓子美呆に遊びに行く。

大好きな美呆ファミリー。
うちの娘が生まれる3週間前に第2子が誕生し、4人になった。


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吹草(ふくさ)ちゃん、うちと3週間違うだけでだいぶ大きい。
聞いたら、誕生時は3950gだったとか!
すごいね!

途中から舞ちゃんとクレムも来て、
妊娠、お産、子育て談義に花が咲いた。

偶然にも、自分たちの3人の子どもが、同級生になる。
運命のいたずら、うれしいいたずら。
コウノトリがたくさん飛んでいるのかな。


とっても楽しい楽しい夜だった。


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mai & clem家(長崎)のライブ・レポート

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一夜明けて、今日は佐世保。
友人である舞ちゃんとクレムの家でのコンサート。


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一般宅でのコンサートだけど、
いわゆるホームコンサート的ではなく、
かと言ってお店のようでもなく、
ほどよいリラックス感、スペシャル感、親密感、おもてなしがあり、
実は人気の会場です。


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「フェアトレードカフェPAO」のおいしいスペシャルプレートの夕ご飯とドリンク、
「菓子美呆」の美味しいクッキー、グラノーラ、ケーキ、
「オランダの花やさん」のハーブマッサージオイルなどなど、
出店も豊かなのも人気の秘訣です。


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だんだん暗くなってきました。
ライブの始まりです。

明日は長崎の平和記念日。
だから今日は祈りのキャンドルナイト。


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今日は菓子美呆の店主であり詩人である、稲尾教彦(のりへい)くんとの共演。
これまでのどの共演とも違う夜になった。

いつもはオリジナル作品しか朗読しない彼だけど、
今日の前半は原爆詩も朗読した。
それが、この祈りの夜を深いものにする。


100808_06.jpgphoto by Takuya Miyamoto


優しいだけの言葉や音を紡ぐのは容易い。
しかしそれでは薄っぺらなものになってしまう。

平和のために僕は、僕らは何ができるのか。
恐怖、怒り、憤り、憎しみから、
祈りへと至るための心の道筋を、
音と言葉で紡いでゆく。

原爆詩に続いた、のりへいくん書き下ろしの詩は、
そういうものだった。


100808_07.jpgphoto by Takuya Miyamoto


そして後半は、僕のソロ、そして「生の間」での共演。
この曲は、僕が作ったものだが、彼に詩をつけてもらった。

僕たちは、自分が生きるために、他の命を殺めなければならない。
そのことを、言葉にしてもらった。
死を表現しているのに、不思議と美しい。
そんな表現になった。


最後は、お客さん全員参加のポエムリレー。
美しい夜がふけていった。

ありがとう、みなさん。


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cafe豆ちゃん(長崎)のライブ・レポート

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「祈りの長崎ツアー」の1日目。
大村湾沿いを電車で移動。海がとても青い。

まずは、岡まさはる記念長崎平和資料館へ。
そして平和公園、原爆資料館とまわる。


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加害者としての日本、被害者としての日本。
両方について学び、感じ、会場へと向かう。


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今日は、長崎市内にある「cafe豆ちゃん」でのソロ・ライブ。
ここで演奏させていただくのは昨夏に引き続き2回目です。


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今回は、店主・吉田隆(グラフィック・デザイナー/アーティスト)氏の個展「吉田隆美術作品展」が開催するのに合わせての記念コンサート。
昨年初めて僕の演奏を聴いてくださり、今年は自分の作品のインスピレーションで弾いて欲しいとおっしゃってくださいました。とても光栄です。


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店内には、大小のモノクロ写真の作品が並ぶ。
積み重ねられた記憶。
その静かなる怒濤を感じる。


前半は、約45分間の完全即興による演奏。

記憶の糸をたどる。
記憶の糸を紡ぐ。

たどる、たどる。
紡ぐ、紡ぐ。

そして溢れ出す。

先のことは何も考えず、流れるままに音を紡ぐ45分間。


豆ちゃんは、とても集中できる空間。
静寂が、僕に音をくれた。

お客様、吉田さん、
ありがとうございました!


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ライブのあと、長崎インターネットラジオ・まつをさんによる僕のインタビュー録音。
と言っても、打ち上げしながらの雑談なのですが、
ごく自然に僕に質問を投げかけ、僕も自然に話す。

なかなか面白いのでぜひ聴いてみてください!

-> 長崎インターネットラジオ
 (左ナビの「重松壮一郎」をクリックしてくださいね)


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この子が与えてくれるもの

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つむぎが生まれて、はや3週間。

今週末から、産休後、最初のツアー。
祈りの長崎ツアー」です。


生まれた瞬間からこの3週間はずっと一緒にいたけれど、
これから父は、2、3週間に一度しか帰ってこない存在です。


この子が生まれたことが、僕の音楽にどんな影響を及ぼすか。
それは僕でも分からない。


だけど、
あの長い陣痛の時間を経て、
この子が生まれたときのあの瞬間に感じたことや、
自分の人生をかけて、この子を守りたい、無事に育てたいという想いや、
この小さな命がごくごく自然に、でも一生懸命に生きている姿は、
僕の意識や生き方、人生を大きく変えるほどのものであるから、
きっと、音楽にも少しずつ少しずつ、その影響が出てくるでしょう。


それを僕も楽しみにしながら、
ますます精力的に活動していきたい。


それでは、行ってきます!










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