日々のレポート

2015年3月アーカイブ:


龍頭泉 風水庵(長崎)のライブ・レポート

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熊本から長崎へ移動。
龍頭泉 風水庵へ到着!

360度、森。
ほんとに理想郷、とても素晴らしい空間!
ツアー千秋楽がここで、ほんとによかったね!


あまりに素晴らしすぎて、魚くんが演奏中に外に行っちゃったり、
僕も歌いたくなっちゃったり、自由な展開を楽しみました。

シマカワコウヂくんが前座をしてくれました。
ここはもともとおそば屋さん。
店主がお亡くなりになり、しばらくお休みしていましたが、
今日を境に、コウヂくんがカフェとして、オープンします。


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鳥の声、虫の声、風のささやき、川のせせらぎ、滝の音。
本当に素晴らしい空間です。
また次回、ここに帰って来れる時が本当に楽しみ!


つむぎは疲労のためか、昨日の朝から熱を出しダウン。

僕は今週金曜日に、長崎市旧香港上海銀行でのソロコンサートもあるので、
そこに向けてまた突っ走ります。


これで、風の音楽家、春のツアーも終わりです。
4日間、お越しくださった皆さん、主催、応援してくださった皆さん、
本当にありがとうございました!

そして、岡林さん、魚くん、家族のみんな、
本当にありがとう〜!


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ちゃぶ台(熊本)のライブ・レポート

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福岡から熊本県玉名市に移動。
ちゃぶ台での昼夜2公演。

僕はちゃぶ台との出会いからもう10年以上。
僕ら3人で初めてライブしたのも、ここだった。
あれからかなりの年月がたったけど、
いつしか全員が父親になり、
今回は初めて、3家族全員集合でライブができた。


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曲目も曲順も決めないスタイルも、むしろやりやすく、
より自由で、面白い即興が生まれやすい。
予定調和もなく、完成度が毎回上がってゆくのも感じる。


ちゃぶ台特製の美味しいご飯もたくさんいただき、
まるで家族旅行のようでした。
ありがとうございました!


さて明日は、ツアー千秋楽、最終公演。
長崎・龍頭泉へ!


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石田邸(福岡)のライブ・レポート

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今日は、福岡うきは石田邸でのライブ、昼の部・夜の部の2公演。
出店してくださってるカフェもとっても美味しい。

昼の部は、たくさんの子どもたち、20人近くいたかな?
ありがとう!

どの曲をどんな順で演るか、まったく決めずに60分間のライブ。
より自由に、より柔軟に、泳ぐ僕ら。
ときに子どもと対話しながら、ときに驚かしたり引っ張っていきながら。
とても楽しい時間でした!


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その後、魚くんの奥さんの舞ちゃんと、息子のまさおくんも合流。
そして、岡林さんの奥さんのシジミちゃんと、息子の陽向くんも合流。
風の音楽家ファミリー、だんだん増えてきました。

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19時からは夜の部。
子どもたちで賑やかだった昼の部に対し、大人向けのしっとりした夜の部。
昼と同じく、曲目も曲順も決めずに、その場の空気のままに演奏する。
その方が自然な気持ちの高ぶりがそのまま音になり、
なんだかドラマチックな展開になった。

美しく楽しい夜をありがとう。
みんないい笑顔!


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ツアーはあと熊本、長崎。

つむ、今日も朝早くから、夜遅くまで、
ほんとうにありがとう!
愛しているよ。
一日、小さな心と体で、せいいっぱい楽しんだね。

明日から、うちの妻も合流し、
風の音楽家ファミリー、全身集合です!


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旧門司文化服装学院(福岡)のライブ・レポート

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2週間の関西・名古屋・栃木ツアーを終え、長崎へ戻る。
そして2日後の今日からは、「風の音楽家 春の旅ツアー2015 in 九州

4日間で、4カ所6回のステージ。
前半2日間は、4歳の娘つむぎを連れていきます。
母なし、僕とつむぎだけでツアーするのは初めてです。

今日は、佐世保から門司港まで4時間、18きっぷで列車旅。
珍道中になりそう。


今日の会場は、かつて学校だった場所。
ノスタルジックさがなんとも言えない。


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風の音楽家は、平魚泳、岡林立哉、重松壮一郎の3人で結成したバンド。
それぞれ出会ったのは10年ほど前。
その間、3人トリオでライブすることは少なかったけど、
同じ旅の音楽家として、とても仲良しだった。
3年ほど前に、3人のバンドとして活動開始。

音楽性を説明するのは難しけど、
オリジナル曲と、モンゴル伝統曲のアレンジ、即興演奏で、
東洋も西洋も超えた、ジャンルも超えた音楽をしています。


昨年末以来、久々の再会。
それだけで嬉しくなってしまう僕ら。
それぞれがソロアーティストとして活動しており、
それぞれが、それぞれのファンなんだよね。
そして人間的にもお互い好きで、尊敬しているから、
集って、音を重ねるだけで、とっても嬉しいんだ。

さてツアーは始まったばかり。
明日は浮羽に移動。
つむぎは、岡林さんの長女、見原(みはる)ちゃんと大はしゃぎで、
楽しい旅の始まりです。


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那須野ヶ原ファーム(栃木)のライブ・レポート

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関西、名古屋、栃木をまわるツアーも最終日。
今日は栃木県の「那須野ヶ原ファーム」で初めてのライブ。
栃木でライブをするもの、初めてです。
妹家族がこの同じ大田原市に住んでいます。


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本当に天国みたいな場所。最高のロケーション。
演奏家にとして、こんな場所で演奏できるのは本当に幸せです。
動物たちのリラックス具合がハンパない!
ほんとに心地良い場所なのだと思う。


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有機無農薬の美味しい野菜を使った軽食ビュッフェ、
お飲物やワインもお代わりでき、コンサートもついて3500円。
このロケーションを合わせたら、安いと思う。
これが本当の豊かさだなあと感じました。
それに気付く人は、足を運んでくださるということなのかな。
みんなに気付いてもらえたら嬉しいな。


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演奏している僕もとても気持ちよく、
あえて開けさせてもらったガラス窓や扉からは、
春の高原の風が吹き抜け、音も風に乗ってゆく。

お越しくださった皆様、本当にありがとうございました!


ピアノを簡単に外に出せる空間なので、
次回は10月頃に野外で企画できたらと、オーナーさんとお話しました。
とても楽しみです。

その際には、遠方の方も、ご旅行がてら、ぜひお越しください!


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空色曲玉(愛知)のライブ・レポート

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4日連続ライブ、最終日。
今日は愛知に移動し、名古屋・空色曲玉でのライブ。

たくさんのお客様にお越しいただき、大盛況でした。
ありがとうございました!

岡林さんとのDUOを始めて、もう数年。
音量バランスが難しいのだけど、
お互いが気持ちいいハーモニーを作ることも、
出るところは出て、引くとこは引くことも、うまくできるようになってきた。
お客さんにも喜んでいただけ、ほんとに嬉しいです。

来週は、ここに平魚泳も加わり、「風の音楽家」として九州ツアーします。
魚くんが加わると、またまったく別のものになります。楽しみ!


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【セットリスト】
■第1部
1. ホクトドゥンジンガラブ山を讃える歌
2. ハルオス湖の葦
3. 岡林立哉ソロ
4. 遠い蜃気楼
5. 海月のこもりうた
6. 風のゆくえ

■第2部
7. ピアノ即興(重松ソロ)
8. 忘れえぬ記憶(重松ソロ)
9. 死んだ男の残したものは
10. ビエルゲー
11. 水滴のダンス
12. 生活の柄

■アンコール
13. ナリンサイハンヘール


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スタジオ 'etage(兵庫)のライブ・レポート

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今日は、滋賀から兵庫に移動し、明石でのインプロ×インプロ第3弾。
即興演奏と即興劇のコラボ。
役者はせなかりえさん、音楽家平魚泳との3人の共演です。

過去の2回は、主に即興演劇の手法を用いたのですが、
今回は計3時間、すべて何も決めない、完全即興。
何にもない、何も決めないところから、何が生まれるのか、どこまで生み出せるのか。
誰にも分からない。
起きたこと、生まれたものは、すべて、「結果的にこうなった」「偶然こうなった」もの。


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あらかじめ決めた部分がないと不安、怖くてそこまで冒険できない、
失敗したらどうしよう、簡単な流れだけでも決めておこうか。
そんな風に考えていると、即興の女神は微笑んでくれないです。
今日は、即興の女神がたくさん微笑んでくれました。


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ピアニスト、ピアノの椅子を離れたら、ただの人。
でも、昨日の午後の部は、ピアノの椅子を離れてる時間、長かったなぁ!
その間、僕は演劇の世界にいざなわれたけど、演技なんてできないから、素(す)の自分でなんとか乗り切りってました。ストイックにソロ演奏してる僕を知ってる人は、むしろ面白がってくれ、喜んでくれました...


即興って、一般の方には馴染みが薄いから、ハードルを高く感じるのか、
集客に毎回苦戦します。でも、ほんとはとっても面白いものです。
僕らはいつも即興で生きているし、誰もが即興から学べることがたくさんあります。
少しずつでも、みんなが興味を持ってくださり、ライブに足を運んでくれますように。
これからも地道に粘り強くやっていきますので、ぜひお越しください。

ありがとうございました! 


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ほとりポトリ(滋賀)のライブ・レポート

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大阪から滋賀に移動し、
今日は琵琶湖畔のカフェ・ほとりポトリでのライブ。
馬頭琴・ホーミー奏者の岡林立哉とDUO。
満席!

窓の外はすぐ琵琶湖。最高のロケーション。
お客さんは、僕らのバックに水面の輝きを見ながらのライブ。
終演後の感想で、「波も演奏してるみたいだった」と。


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皆さんとても温かいお客様で、ほんとにいい時間だった。
岡林さんとライブを重ねてもう数年たつけど、
今日は音のバランスもよく、久しぶりだったから、
いつもの曲も新鮮な曲で取り組めたし、新しい曲もできました。


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ソロ・コーナーのとき、こんなに明るく気持ちいい場所だけど、
被爆70年の話をし、「忘れえぬ記憶」(原爆がテーマの曲)を弾きました。
終演後、戦争を経験された方や、被爆3世の方が、すごく良かったと言ってくださいました。

満員御礼で、予約をお断りしなくちゃいけない状況でした。
たくさんの方に声をかけて下さった、ほとりポトリさんに頭が上がりません。
本当にありがとうございました。

岡林さんとは今年一発目でした。こんなにいいライブでスタート切れて嬉しい。
月曜日には岡林さんの地元・名古屋でライブします。ぜひ!


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カフェスローOSAKA(大阪)のライブ・レポート

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今日から関西、名古屋、栃木をまわる、約2週間のツアー。

今日は大阪、カフェスローOSAKAでのライブ。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました。

昼夜2公演。
昼は心静かな午後のひととき。
一人、1歳くらいのお子さんがいて、ときおり声を発するのだけど、
声もすごく音楽的で、一緒に音を紡いでいるようでした。

夜は3.11祈りのキャンドルナイト。
後半はお客さんにメッセージも書いていただき、朗読に音を重ねてゆきました。
そのなかの一つに、「時がたつにつれ、追悼が形だけになっている気がします」というものがありました。僕のやっていること(こうしたコンサート)も、形だけになってゆかないよう、魂を入れて、粘り強くやってゆかねばと改めて思いました。

東京、長崎、大阪で企画した3.11コンサートはこれでいったん終わりますが、
夏の東北ツアーに向けて、募金活動も続けていますので、どうかよろしくお願いいたします。
東北での演奏依頼も受付ています。

ありがとうございました!

★次回のカフェスローOSAKAでのライブは、6/19(金)、
キャンドルナイト夏至ライブです。
特別な夏至イベントのライブに、ぜひお越しください!


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3.11祈りのコンサート@島瀬美術センター(長崎)のライブ・レポート

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3.11祈りのコンサート@佐世保島瀬美術センター、無事に終了。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました。

なぜこのコンサートを企画したのか、どんな想いで演奏したのか。
今日、メディアの方々に、何度も質問していただきました。

震災から4年。記憶が薄れ、被災地に心を寄せる時間も次第に減ってゆく中で、ふだん震災のことを意識して生活していなくとも、このほんの1時間だけでもいいから、東北に想いを馳せる時間を創りたかった。
別に、みんなが自宅でそれぞれそういう時間をとればいいと思う。でも、集うことにも意味があるし、音楽には表現し伝える力があるし、僕自身も震災後のあの状況を目の当たりにした者の役目として、ふだんから各地を回っていろんな人の想いを受け止めている者の役目として、東北から遠く離れた九州で企画する意味があると思った。
そして、単に希望を歌うのではなく、あの、瓦礫と泥まみれになった街の姿や、苦しみの中で心寄せ合う人々の前で、心臓をぎゅっと鷲掴みにされたあの感覚を、今一度、音にしなければいけないと思った。


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苦しい記憶に蓋をする。辛いことをスルーする。したくなる。それは自然だと思う。
でも、スルーしている間に、政治が勝手にこの国を作り替えてしまうのが、いまの日本だと思う。だから、他人事じゃいけない。原発の問題は福島だけの問題じゃなく、日本全体、地球全体の問題だ。と、取材してくださったメディアの皆さんにも話しました。

東北に住む友人が僕らに向けて書いてくれたメッセージ、
事前に送ってくださった長崎の皆さんからのメッセージ、
その場に参加してくださった皆さんのメッセージを、
朗読させていただきました。
何を書いていいいか分からない、確かにそうだと思う。僕も言葉にはしづらい。自分の言葉がすべて表面的に思えてくるかもしれない。今日、僕はただただ、必死に演奏しました。
言葉にしてくれた人にも、言葉にはできなくても気持ちを寄せてくれた皆さんにも心から感謝します。


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今日、嬉しかったことは、
平日の昼間にも関わらず、多くの方が参加してくれたこと。
たまに、僕のやってることは独りよがりか....と思ってしまうこともあるけれど、多くの方が振り向いてくださり、多くの報道の方が取材してくださったこと。
そして、会場のすぐ外の工事現場の人たちにお願いをしたら、このコンサートの1時間だけ、工事を止めてくれたこと....。

ご協力くださった皆さん、ご参加くださった皆さん、
歌と朗読をしてくださった大塚れなさん、島瀬美術センターさん、
本当にありがとうございました。

最後に、今日も朗読をした、東北に住む友人からのメッセージを、ここに記載します:


......................................


あの日偶然無事だった者も、そうでなかった者も、
それぞれがあの日を思い起こし、3月11日を迎えます。

よく晴れた日でした。突然、体験したことのない揺れがおそいました。地震の後、雪がたくさん降ってきました。街から灯りがすべて消え、車の赤いランプだけが数珠つなぎに並んでいました。沿岸では多くの命が、次々と、冷たく暗い水の中に失われていきました。ガス工場で火災が起こり、夜空が赤黒く燃えていました。ライフラインはなかなか復旧せず、余震が何か月も続いていきました。

穏やかな日常がどれほど尊いことか、いのちのあることが何にも代えがたいことが、失われてはじめて気づいたのでした。半歩前へ這い出すことが、とても勇気のいることでした。

最近になって、やっと口を開き始めた人たちもいます。
津波の被害を受けた、あるお母さんの話です。


まだ幼い息子が行方不明で、ずっと探し回っていた
ひと月たって見つかった息子は、傷だらけで、冷たかった
無駄だと知りながら、小さなからだを抱きしめて、あたためた
口の中には泥が詰まっていた
最後に口にしたものが、泥や砂では可哀想だと思い、
持っていたチョコレートを一かけら、口の中に入れた


犠牲になった一人一人に、その人を想う家族や友人があり、悲しいエピソードがあります。
長崎でも、同じことだと思います。

もし次の瞬間命を失うとしたら、何を、最も後悔するだろう。
それは、愛する人に、想いを伝えられないことかもしれない。

あなたにとって、それは何ですか。
そして、これからどのように生きていきますか。


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