日々のレポート

2011年5月アーカイブ:


ピュアリィ(熊本)のライブ・レポート

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昨日のアースデイ神戸への出演を無事に終え、
今日は朝一番の飛行機で、伊丹空港から熊本へ。

台風の影響で、飛行機がちゃんと飛ぶか心配したけど、
欠航にならず、無事にたどり着きました。


今日は、熊本市内にあるオーガニックショッピングモール、
Natural & Harmonic ピュアリィ」の2階にあるホールでライブ。
共演に、五弦コントラバスの松本洋一氏を迎えて、お送りしました。

松本さんとは3度目の共演。
僕のオリジナル曲に素晴らしいアレンジを加えてくれます。
昔は、大阪のフリージャズシーンでバリバリ演奏されてた松本さん。
それだけに、一筋縄ではない、様々なアプローチで、
僕の曲を広げて下さるのです。

特に、「風のゆくえ」はほんとに素晴らしい。
幾層もの風が様々に変化しながら絡み合って、浮かんだり沈んだり。
風が見えるのです。


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【セットリスト】 

(第1部)
1. 風のゆくえ 
2. 水滴のダンス
3. みずよとわに
4. 静寂の海
5. 「台風一過」をテーマに即興演奏

(第2部)
1. 地球(ほし)の子守唄
2. 「震災への祈り」をテーマにした即興演奏
3. いのちのつむぎ(仮)
4. 息をして(ピアノソロ)

*    *    *

新しく作った「地球(ほし)の子守唄」、「いのちのつむぎ(仮)」の
評判がよくて、とても嬉しいです。

また、いつものことなのですが、
「『風のゆくえ』の入ったCDはないんですか?」
とみんなに聴かれてしまった。

ふふふ、いま、iTunesとAmazonでダウンロード販売していますよ。
売り上げはすべて東日本大震災への義援金になります。
ぜひお買い求め下さい。



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今日は、子どもさんも何人かいらして、
みんなとても静かに聴いてくれて。
気づくと、みんないつの間にか眠りに落ち、とても気持ち良さそうでした。

昔から僕を応援してくれている方々、
新しいお客様、友人たち、
みんなに囲んでもらって、とても嬉しくて。
とてもいい雰囲気のコンサートになりました。

空間はほどよく広く、天井も高く、作りに趣があって、
とても良かったです。またぜひ演奏したい。


ライブの後、お茶をしながらお客さんと交流会。
そのあと、打ち上げを3軒もハシゴ。


熊本は、僕にとって第二の故郷のような、とても大切な場所。
こうしてみんなに会え、演奏を聴いてもらい、夜がふけるまで楽しく過ごせることが、
本当に嬉しいです。

ありがとう、お客様、
ありがとう、仲間たち。
また再会の時を楽しみにしています!


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アースデイ神戸(兵庫)のライブ・レポート

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今日は、アースデイ神戸に出演。
神戸元町にある「相楽園」という素晴らしい日本庭園で開催。
上の写真は、僕の演奏会場「旧ハッサム邸」。
明治時代の建物です。

あいにくのお天気だけど、たくさんのお客様。

ハッサム邸は、重要文化財。
従って、特定の期間を除き、入場ができない。
今日も、僕だけ室内で演奏し、お客様は外で聴くという変則的なコンサート。
だけど、多くの方が足を止めて下さり、聴いていってくださいました。

ここを管理する学芸員のかたも、気に入って下さり、
また改めてコンサートを企画したいですね、という話になりました。
とっても嬉しい。


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このアースデイ神戸、出店がみんな良かったです。
いわゆる、一般的なただの屋台はなく、
現代社会に対してきちんと問題提起をしていて、
素材・作り方にこだわったものばかり。

基本オーガニックで、飲食はヴィーガンも多かったです。
アースデイとしては理想的な規模なのかも。

また来年も参加したい!
みなさん、ほんとにありがとうございました。

さて、明日は早朝の飛行機で、熊本へ!


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ガラクタに咲いた花 with 山口とも(東京)のライブ・レポート

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今日は、廃品パーカッション奏者「山口とも」(通称:ともとも)さんとの共演。

会場の森のテラスは、僕は毎月ソロでライブしている会場。
半野外施設なので、毎回、お天気が気になります。

今年のともさんとのライブは、午前中はいい天気。
でも予報では夕方から雨なので、ちょっとどきどきでした。


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今年も、たくさんのお客様。
小さな森の会場に、50名近くのお客様がお越し下さいました。
ほんとにありがとう!


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演奏曲目は、いつもほぼ即興。
今日も、お互いのソロ・ステージ以外は、1曲だけ僕の「水滴のダンス」を除き、すべて即興のセッションとなりました。


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写真を見ていただけるとお分かりなように、
ともさんは楽器がとにかく多彩。
あらゆるガラクタを楽器に昇華した、世界に1つの素晴らしいセット。

それに対し、僕はピアノとメロディカ(鍵盤ハーモニカ)だけで対抗せねばならない。
その限界も感じつつ、なんとか乗り越え、素晴らしい調和へとたどり着こうと、
格闘する2時間。

時には、ともさんの悪ふざけに、悪ふざけで乗っかる。
そこに、joyがある。

お客さんが楽しそうにしてくれて、ほんとに嬉しい。


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時が経つに連れて、だんだん雲行きが怪しくなり、
今にも雨が降り出しそう。

「では次は、雨よ降らないでくれ〜をテーマにした即興!」

そんなノリであっという間にすぎた2時間。

みなさん、ほんとにありがとう。
ともさん、ほんとにありがとう。
スタッフしてくれた友人たち、森のテラスのみなさん、ほんとにありがとう。

また来年、どんな音が生まれるか、お楽しみに!


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チャリティコンサート(徳島)のライブ・レポート

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震災後、僕はまず広島でチャリティコンサートを企画させていただきましたが、徳島でも開催できないだろうかとfacebookに書いたところ、それが多くの方のご協力によりまたたくまに進展して、今日の実現へと至りました。

ジャンルの偏りをなくし、幅広い世代の方が楽しめるような出演者にご出演いだきました。「楽音楽日」の宮城さんの灯りの演出で、とても幻想的なステージ。
そこに、純粋にいい音楽と、みなさんが持ち寄った心のかけら。
本当にいい時間でした。


僕の出番はトリ。
被災地に行った時に感じたことを最初にお話しし、
オリジナル曲「息をして」を弾きました。
みなさんが持ち寄って下さった想いをいただき、
自分の持てるすべてをこめて、
全身全霊で弾きました。


今日はUSTREAMの中継もありました。
全国のみなさんに、「すごく臨場感があった!」「遠い徳島のコンサートなのに、自分も参加しているみたいだった!」というお声もいただきました。

そして、今日のコンサートの録音はラジオ番組として編集され、
東北各県の20局のラジオ局で放送されることになるんです。

コンサートはその場限りの良さがあるけれど、
終わった後も、ラジオを通じて、届けられてゆく。
担当して下さる、「FMびざん」さんには心から感謝です。

220人のお客様、
今回、準備、広報、運営に携わってくださった多くの皆様、
本当にありがとうございました。


大切なのは、継続性。
今回いただいた多くのご縁を活かし、
これからも自分できることをしていきたい。
演奏活動を通じて、東北そして全国のかたがたの心に寄り添い、
元気や勇気、希望を共有していきたい。


未来を創っていきましょう。




GWツアーを終えて

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短いようで長かった、GWツアーが無事に終わりました。
休みの日がなく、毎日ライブと移動の繰り返し、
西日本から東北までぐるっとまわったツアーでした。


日程だけでなく、いろんな意味でハードでした。
僕が決まったプログラムを演奏するのではく、
毎回、感じたことを音にしてゆく音楽家だから、
余計にハードだったのかもしれません。

東北で感じたこと、あまりに大きくて、
いまも心と体に、衝撃が残っています。


自分に何ができるのか、いま誰もが考えているとき。

小さな小さなピアノの音。
雑踏に簡単にかき消されてしまう、小さなピアノの音。

それが無力であっても、僕は全身全霊で演奏する。
感じた全てを、抱えた想いを、持てるエネルギーを込める。

衣食住が最優先で、芸術が二の次な状況でも、
演奏する機会があり、目の前で聴いてくれている人が一人でもいるならば、
その人に向けて、全身全霊で音を紡ぐ。


僕は、未来を創る仕事をしているんだと、
胸を張って、活動し続けたい。




カフェスローOSAKA(大阪)のライブ・レポート

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10日間で6回公演、関西から東北、東京、そしてまた関西という移動に継ぐ移動のハードなGWツアーも、ついに千秋楽。
今日は、「カフェスローOSAKA」での自主企画、
言の葉の音つむぎ〜詩人とピアニストのコンサート』です。


今日は、菓子美呆店主で詩人の稲尾教彦(通称:のりへい)くんとの共演。
彼との出会いからもう4年ほど経ったのではなかろうか。
共演も何度も重ね、想いを同じくする大切な友人です。

今日は、彼の詩の朗読とコラボレーションするとともに、
お客さんにもご参加いただき、みなさんとともに、言葉と音が生み出す美しい時間を共有しようというもの。


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また企画に併せて、
カフェスローOSAKAのヴィーガン(完全菜食)料理人・藤丸志保ちゃんと、
菓子美呆のヴィーガン菓子職人・のりへいくんのコラボレーションによる、
ヴィーガン・ランチもご用意しました。

どちらも、国産の無農薬の材料を使い、
植物性だけの、素材の味、愛情がたっぷりのお食事。
肉食の人も、ヴェジタリアンの人もみんなが食べられる、平和なご飯。


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前半は、彼の作品に即興演奏で合わせたり、僕がソロで弾いたり。
東日本大震災以後に作った二人の作品〜彼の作品「地球への祈り」と、僕の「地球(ほし)の子守歌」〜は、偶然にも同じテーマを元にしています。


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後半は、お客さん参加型。

最初は、朗読したいと名乗り出てくださった9人のお客さんに、
順番に朗読していただき、僕が即興演奏で合わせるというもの。
9人がそれぞれ、思い思いに作品を選び、朗読してくださる。
自作の人も結構いる。
9人連続で読んでいただきましたが、それはもうすごくすごく素晴らしくて、
ほんの20〜30分間だったけど、いくつもの物語が展開される映画のようでした。


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最後は、お客さん約30名に全員参加していただきました。
最初に受付で、言葉の書いた葉っぱ(文字通り「言の葉」)をチケットがわりにお渡ししていたのだけど、それを順番に、全員に読んでいただき、即興演奏をつけました。

それは不思議につながる散文詩のよう。
偶然とは思えない、素晴らしい文章がつながっていく瞬間もありました。

僕はアップライトピアノなので、背を向けて演奏。
みんなの顔は見えないけど、だからこそ、一人一人が持つ声から、一人一人の存在・生を感じました。

みなさん、ありがとう。
こんな企画、またしたいですね!


そして、共演したのりへいくん、僕とのりへいくんの家族、
スタッフのみなさん、ありがとうございました!



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吉祥寺美術館(東京)のライブ・レポート

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ハードなGWツアーもいよいよ終盤。
今日は東京でコンサート。

吉祥寺駅から徒歩5分、元伊勢丹だったビルの7階にある「武蔵野市立吉祥寺美術館」で、「山喜多次郎太」展覧会に併せてのコンサートだ。


前半は、次郎太氏の絵40点を、40分かけてプロジェクターで壁に映し、それに合わせて即興演奏でコラボレーション。

氏の作品は、初期の具象的な作風から、後期は抽象へと移ってゆく。
油絵からスタートし、途中で水墨画が混じり、最後は両方が消化され、また具象・抽象も一つの画面に合わさってゆく。


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後期になるに従って、線が踊り出す。遊び出す。
その感じを音でどう表現するか。
リハなし、本番にどれだけ表現できるかに賭ける。
楽しみでもあり、挑戦でもあった。


本番中、氏の心に近づけた気がした。
遊び心あふれる抽象的な線の作品へと行き着いた、その過程が少し分かった気がした。


ピアノは両手が使える。
だから、右手のフレーズを左手が真似したりするような、
右手と左手が遊んでいるような感じがとっさに思い浮かんだ。


遊ぶ線・踊る線には、子どもの絵のような無邪気さがある。
その感じも少し掴めたような瞬間があった。

ただめちゃくちゃに弾くのとも違う。
整理されてないし、正確につながったりしてないけど、美しさがある感じ。


とてもとても勉強になったし、
今後の演奏にも生かせそうな、新しい収穫をいただいた感じがした。

本当にありがとうございました。


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そう、
ピアノがYAMAHAのフルコンで、しかもたくさん弾き込まれているらしく、とっても弾きやすかった。僕に合っている気がする。「風のゆくえ」が柔らかく弾けるし、「息をして」を迫力たっぷりに弾ける。

月1でライブしたいくらいだ。
しかしながら、公共施設なので有料コンサートが企画できない。
助成金とか協賛みたいな予算がある場合には、自分でも企画できるかも。

また演奏の機会があることを願いながら、会場を後にしたのでした。

さあ、明後日は大阪で、GWツアー千秋楽!



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あきた森のテラス(秋田)のライブ・レポート

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GWツアーも中盤に入りました。
奈良のあと、宮城県多賀城&仙台でライブし、昨日、秋田に到着。
今日は、「あきた森のテラス」でライブです。
もう5回目くらいになります。

今年は春が来るのが遅く、まだちょっと寒い。
でも、さくらの花はようやく咲き始め、木々の新芽も出てきました。


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ここ「あきた森のテラス」は、僕が毎月演奏している東京の森のテラスのオーナー山田さんが、出身地の秋田に、里山を再生して作った施設。

東京ドーム何個分?かの広大な土地に、
田んぼ、畑、お花畑、池、縦横無尽に広がるウッドデッキ、そして山。

コンサートをするのは、「蔵」という名前のついた、木造の建物です。
僕は毎年、ここでコンサートを企画させてもらっています。



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片側はすべて扉が開くようになっていて、
野外コンサートのような雰囲気も味わえます。

鳥の声、虫の声、吹き抜ける風。
とても気持ちいい中、演奏しました。

ここで弾く「風のゆくえ」は格別です。
自分が、本当に風になったような感覚で弾けるのです。


森の中では、かわいい水芭蕉がたくさん咲いていました。
暗い森の中で、白く輝くその姿は、まるで夜空の星星のようでした。


ああ、またここに演奏に来たいな。



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びすた〜り(宮城)のライブ・レポート

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津波被害が甚大だった多賀城で、たくさんのことを感じたあと、仙台市内へ移動。
会場は長町にあるレストラン「びすた~り」。
ベーゼンドルファーのセミコンのグランドピアノのあるお店。

お客様は50人以上。ほぼ満席に。
本当にありがたい。
宣伝にご尽力くださった皆様に心から感謝。


《セットリスト》

(第1部)
1. 即興演奏

(第2部)
1. 森へと続く道
2. 風のゆくえ
3. 地球(ほし)の子守歌
4. いのちのつむぎ(仮題)
5. 息をして


前半は約40分間の、ひと続きの即興演奏にした。

昼間見た光景、感じたことを音にする。
すごく苦しい作業だった。
でも、悲しみ苦しみから、晴れ渡る空のような希望を、導き出したかった。
仙台の皆さんに、どんなふうに届いただろうか。


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後半は、オリジナル曲。
新曲も2つ盛り込む。
最後の「息をして」まで、全身全霊で弾ききった。


演奏後しばらくしたら、急に脱力感がやってくる。
持てるエネルギーをすべて使い果たしてしまったらしい。

今すぐ休みたい感じだったので、打ち上げにも出れずじまいで、楽しみにしてくださったかたには申し訳ないことをしてしまった。


それにしても、
「びすた~り」さんは本当に素晴らしい空間だった。
ぜひまた演奏したい。


お越しくださったたくさんのお客様、
本当にありがとうございました。

また演奏しに参ります。
次はもっともっと力強く、美しい未来を描き出したい。


さあ、明日は秋田に移動!


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被災地にて

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避難所になっている多賀城市体育館そばのベーカリーカフェ「こう-あん」でのライブのあと、車で七ヶ浜町に向かった。
そこは沿岸部の町で津波被害が甚大だったところ。

瓦礫がちらばる泥だらけの大地。

「海と緑がほんとに美しい、大好きな町だったんです」
と、案内してくれた地元出身の友人の言葉。
ずきんと突き刺さる。

目に映るすべてが、言葉失わせ、悲しみを溢れさせる。


それでも、
美しく咲いている花や、
笑顔を取り戻しつつある避難所の方々のたくましさは、
勇気や希望をくれた。


このあとの夕方のコンサートでは、それを表現したいと思った。


僕は簡単に励ましの言葉なんてかけれないし、
どんな言葉も誰かを傷つけるような気がする。

僕はただ、溢れ出るままに、音にしようと思う。



こう-あん(宮城)のライブ・レポート

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昨日、奈良から仙台へと移動。
今日は宮城県多賀城市と仙台市で2回のライブ。

朝はまず多賀城市総合体育館の避難所を見学させていただいた後、すぐそばにある「こう-あん」というベーカリーカフェで入場無料のライブ。避難所の入り口の掲示板に「重松壮一郎チャリティーコンサート」と書いてくださってて、嬉しい。


ライブは10時からで朝早いし、告知も十分できなかったから、
お客さんは決して多くはなかった。
でも少ないからこそ、一人一人に音を届けている感覚が強く持てて、僕は嬉しかった。


音楽なんて無力だ。みんなに必要だなんて決して思わない。演奏が心の傷をよけい刺激してしまうこともある。だから避難所のなかで演奏したいとは思えなかった。
幸いにも避難所のすぐ近くのお店でライブができ、音楽を必要としてくれるかたが集まってくれた。

一人で来てくださったかたも、ご家族で来てくださったかたもいた。
山形の友人も帰省中で来てくれた。7ヵ月の息子さんの初めてのコンサート。彼はピアノに合わせて歌ってたよと、あとで教えてくれた。
帰り際、小さな女の子が、折り紙で作った小さなお花の形の駒をくれた。

音を届けに行ったのに、たくさんのものをもらってしまった。


ライブ始めは雨が降っていたけど、終わり頃には雨があがり、
店内の大きなガラス窓から明るい光がさしてきた。

最後の曲は「空に還った雲」。

これは以前、友人が身ごもった子に雲という胎名をつけていたけれど、残念ながら流産してしまった。その雲ちゃんの魂が、お空に還ったゆくさまを曲にしたもの。


失われた多くのものが、今は心のなかに重く漂っているけども、
いつか雲のように空に優しく浮かびあがりますように。
雲は刻々と変化しながら、生まれては消えてゆくけども、
いつもどころかにいて、僕たちにいろんなことを教えてくれる。


みなさんありがとう。
またここに演奏しに来ます。


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