日々のレポート

祈りの詩(長崎)のライブ・レポート(1)

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今日は、8月9日、長崎原爆の日。
毎年、8月6日・9日は、広島や長崎での追悼イベントでの演奏をしています。

今年は、僕も長崎県民になったということもあり、
長崎で自ら主催したいと思っていました。

以前、被爆者の語り部の方とのコラボ(語りにピアノの即興演奏をあわせる)を、何度か行ってきました。でも、長崎の被爆者のかたとは行ったことがなかったこともあり、どなたかいらっしゃらないかと探していました。
ご縁あり、川棚在住の吉川ヤエさんにお話をしていただけることになり、
今回、「祈りの詩(うた)」を企画することができました。


今日はその第1日目。
悪天候の中、台風でキャンセルの連絡が相次ぐなか、
皆さんにお越しいただきました。

看護被爆された吉川ヤエさんの語り、
稲尾教彦くんの原爆詩の朗読、
僕のピアノ即興演奏が、共演します。


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終えてみて、僕もまだうまく言葉にできないのですが、
とにかく、演奏しながら涙が溢れていました。

それはもちろん、吉川さんのお話が伝わってきて、
胸をギュッと鷲掴みにし、苦しかったのですが、
それだけでなく、いま演奏できている幸福感や、話してくださっている吉川さんへの感謝の気持ち、そして次へと受け継いで行く使命感でいっぱいになったからでした。


書きたいことはたくさんあるのですが、
まだ明日がありますので、この辺にしときます。

明日は感じたことを体で表現する日。
ダンスとピアノで、もう一本先へと進めます。
ダンサー青柳ひづるも今日のライブを体験して、イメージを膨らませています。
明日は小さなお子さんも参加OKしてもらい、ワークショップも開催します。

多くの皆さんにご参加いただけますように!


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