日々のレポート

被爆体験の語り部さんのところへ

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今年8月9日・長崎原爆の日「祈りの詩」のイベントにご出演いただく、
被爆体験の語り部の方にご挨拶に行った。


川棚の吉川ヤエさん。87歳にして広いお宅に一人暮らし。
「やることがたくさんあって毎日忙しい」と言いながら、
皮から手作りのドラ焼きで迎えて下さった
(朝から作って待ってて下さった)。


聞けば、被爆体験の語りは、もう何十年も断られているそう。
でも、昨今の日本の危うい状況を憂い、お役に立てればと引き受けて下さった。


「私の話なんかでいいのでしょうか」と遠慮がちに仰りながらも、
「戦争は絶対にいけないと伝えたい」との力強い言葉に、背筋が伸びた。

最後は、車を追いかけて来てまで、お土産を渡してくださり、
僕らの姿を合掌で見送って下さった。
お会いできたこと自体が、本当にすごい体験だった。


8月9日、ぜひ一人でも多くの方にお話を聞いてもらいたい。
大人も子どもも。場所は波佐見ギャラリーモンネポルト。

がんばって宣伝せねば。




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