日々のレポート

平尾台自然音楽祭(福岡)のライブ・レポート(1)

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今日から秋の九州ツアー。
初日は僕の企画で、「第5回平尾台自然音楽祭」。今年で5年目です。

屋内よりも、野外での演奏が似合うアーティストに、
自然と調和する音楽を紡いでいただいています。

今年は2日間に渡って、10組のアーティストが出演。
一番心配なのはお天気。残念ながら今日は曇り空。ちょっと雨の心配もあるけれど、なんとか無事に野外音楽堂で開催をする運びとなりました。



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トップバッターは、「平魚泳」。
第1回から、毎回、トップバッターで出演してもらっています。

平尾台は山のてっぺんにある行楽地。
だから、朝の時点で天気が悪いとなると、一日を通じて、行楽客のみなさんは、ここまであまり足を運びません。

とても少ないお客さんながらも、
あたかも1万人を相手にしているようなパフォーマンスをしてくれた魚くん。
前日から平尾台に泊まり込み、バイオリズムも最高に持って来てくれてのステージ。
ほんとにありがとう!


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草原が最も似合う男「岡林立哉」と、初出場の「ななこが」。



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続いては、「藤川潤司&川原一紗」(上は、リハーサル風景)。

僕にとっては、古い付き合いの二人。
愛娘うたこちゃんも加わって、よりあたたかさが増した二人の音楽。
ありがとう!


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そして、「岡林立哉」。

今年も、舞台を下りて、草原をステージにして演奏。
生音にこだわる彼のその存在そのものが、聴く者に届く。
今日も、馬頭琴とホーミーが、平尾台の風を伝って、みんなのもとに届きました。
ありがとう!



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4組目は、「ななこが」。

佐賀在住の「なな」さんと「こが」さんの二人組。
ななさんの歌声、ほんとに素晴らしかった。
そして歌っている時の表情も。
民謡だけでなく、オリジナル曲もとてもよかった。
ありがとう!


101009_02.jpgトリは、わたくし「重松壮一郎」。

1曲目、「風のゆくえ」はソロで。
2曲目、「みずよとわに」は川原一紗とともに歌バージョンで、
3曲目、「水滴のダンス」は岡林さんの馬頭琴&ホーミーとともに、
おおくりしました。

ここで演奏するのは、ほんとに気持ちいい。



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そして、最後は、本日の出演者全員でのセッション。
リハなし、打ち合わせなしの、ぶっつけ本番、即興セッションですが、
それがまた楽しい。どうなるか分からない。僕らの人生と同じように。


イベントの後、いつもは別れを惜しみつつも、それぞれ散ってゆくことが多い
(それもまた旅の演奏家ならではの別れのかたち)のですが、
今日はバイバイするのがなんだか切なくて、みんなで打上げをしました。

小倉の街を、ぶらぶらするのが楽しかったな。
みんな、ほんとにありがとう。

また会いましょう!



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