日々のレポート

モンネポルト(長崎)のライブ・レポート

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広島から移動し、今日は長崎にて8.9平和記念日のライブ。
詩人・稲尾教彦(菓子美呆)との共演。
もう何回、彼とはコラボレーションしているだろう。
30回くらいだろうか。

今回は、昼は親子対象、夜は大人対象のキャンドルナイト。
今まで彼とは大人向けしかしてこなかった。
詩の朗読は、幼児には難しすぎるから。

でも今回は、彼が子ども向けに童話を書き下ろしてくれて、それでコラボしました。
戦争と平和、地震と原発のことを盛り込んだ、今だから生まれた童話。
子どもたち、ちょっと落ち着かない瞬間もあったけど、
一生懸命、聴いてくれました。


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夜のキャンドルナイトは、
原爆詩「人間を返せ」や、僕らが作った「生の間」など、
戦争、原爆、生と死をテーマにした作品を選び、
本当に今日しかあり得ない、胸にぐっとくる、鬼気迫るライブとなりました。

最後には、全員でポエム・リレー。
みんなが1つの輪になった瞬間でした。


これで広島・長崎6公演ツアー、無事に終了。
広島・長崎の平和記念日に、両方の土地でライブできるなんて、
僕は本当に幸せだと思う。

関わって下さった全ての方とお客様に感謝いたします。
ありがとうございました。

地球と地球に生きるすべての命にとっての素敵な未来を、
ともに想像していきましょう。


今回のツアーは毎回、半分以上が即興演奏でした。
改めて即興の魅力を感じたし、その中でオリジナル曲も生きた気がします。

僕は自然のまま、信念のままに、
時の流れにきらめく瞬間の輝きを、音に紡いでゆきたい。



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