日々のレポート

Flip Flop(京都)のライブ・レポート

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今日から、2011年最後のツアー。関西で4日間、5公演です。
初日は、京都・伏見のカフェ「Flip Flop」。
馬頭琴・ホーミー奏者、岡林立哉さんとの共演。

岡林さんとはこの数年間、もう何度も共演を重ねています。
来年は、彼とのDUOで、すでに何件かの演奏依頼をいただいています。
とってもありがたいことです。


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そもそもピアノは西洋の楽器ですから、
モンゴルにて、馬頭琴とピアノが伝統的に演奏されて来た...ということはありません。
現在のモンゴルでは、馬頭琴をチェロ的に使うことで、ピアノと共演することもあるそうです。
でも馬頭琴をチェロ的に使い、西洋的な「高尚な芸術」としてステージで演奏するというのは、馬頭琴が本来持つ、素朴な魅力からかけ離れたものだそうです。

そういう意味では、僕と岡林さんのDUOは、
昔ながらの馬頭琴の本来の魅力をそのままに、ピアノを重ね合わせて生み出した、僕らオリジナルの新しい表現と言える訳です。

岡林さんの音色を聴くと、広大な草原のイメージがわぁーと広がる。
僕のピアノも、森や水の流れる様子が思い浮かぶとよく言われる。
つまり、聴く人の自由な想像力のなかで、自然の風景がどこまでも広がっていくのが、
僕らの音楽なのです。

今日も、二人の共演も、ソロも、伝統曲も、オリジナル曲も、
たっぷり聴いていただけました。
お互いのいいとこを伝えられたね。
岡林さんの新曲もできて良かった!

岡林さん、お客さま、Flip Flopさん、ありがとう。
一年ぶりにこうして京都ライブできて、嬉しい。

来年も、僕らのステージをお楽しみに!
演奏依頼もお気軽にどうぞ!



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