日々のレポート

高野山小学校(和歌山)のライブ・レポート




大阪でのライブを終え、和歌山に移動。
ここで、徳島からフェリーで渡って来てくれた、妻と娘と合流。
昨夜、雪に包まれ、とっても幻想的な、高野山へ到着。
宿泊は高野山 準別格本山 御所房「巴陵院」さん。

そして本日、2011年、最後の公演です。
最後は、高野山小学校の音楽室をお借りしてのコンサート。

窓の外は、マイナス4度の雪吹雪。


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1曲目は「風のゆくえ」。
窓の外で、風に流れゆく雪の舞いと、シンクロしました。
その後、助産師・姫宮さんとのコラボを経て、前半最後は「tsumugi」。
娘つむぎに見守られながら。

後半は、2011年をテーマに長めの完全即興をしました。
3.11から続いたこの9ヶ月間のことが、走馬灯のように蘇り、
たくさんの想いが、音になって溢れ出ました
(この即興演奏は、お客さんの評判もすごくよかった)。


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そして、2011年最後の「息をして」。
持てるすべてを出し切りました。
約2時間のコンサート、とにかく全身全霊で弾ききりました。


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下の写真に写っている方々の半分が、広島から来てくださった皆さん。
今年、一番共演した助産師の姫宮万寿子さんや、一番調律してくれた坂井原さん。
ほか皆さん、ほんとにありがとうございました。
初めての和歌山でのライブ、今年最後のライブが、高野山だなんて、
本当にすごいことです。僕一人がやろうと思っても、決してできることではないから。

そして、今年最後の演奏に、妻と娘がいてくれたことが、心底嬉しい。
年間120回のコンサートのうち、僕ら3人が一緒なのは、10%程度。
それだけ、離ればなれな家族なのです。

離れているからこそ、
見えない糸でつながり、
見えない想いに守られ、
常に支え合っている。

そんな僕らだけど、最後くらいは一緒にいたいもの。
来てくれて、本当にありがとう。


大変だった2011年が、もうすぐ終わる。
僕はできる限りのことをしたけど、まだまだなようにも思う。
来年は、もっともっと深く、力強く、命に響く音を紡いでいきたい。

皆さま、ありがとうございました!



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