日々のレポート

とびらのむこうへ@菓子美呆(長崎)のライブ・レポート(4)- ラストコンサート




とびらのむこうへ」@菓子美呆、2日目。

今日を最後に、北海道に移住する菓子美呆ファミリー。
泣いても笑っても、今日で、長崎での菓子美呆はおしまいです。
それもあって、ほんとうにたくさんのお客様がおこし下さいました。


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美呆の最終営業日ということもあって、
お菓子をたくさんお買い求めになる方で、
入口は溢れかえりました。

焼き菓子は北海道から郵送してもらうこともできますが、
生菓子はなかなかそうもいかないので、
80個用意したヴィーガン・パフェはほぼ完売でした。


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ラスト・コンサートは、
稲尾教彦(のりへい)くんの語り、僕のピアノ、ほかおななこちゃんの歌の共演。
テキスタイル作家・椎原由紀子さんの空間演出。


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前半は昨日に引き続き、どの詩をどの順番でやるかは一切決めず、
また途中で挟むほかおななこの歌も、どの曲をいつ挟むかは決めず、
ステージにのぞみました。

のりへいくんはすべての詩を暗記して、
言葉を血と肉にしみ込ませて。


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やっぱりこのやり方はとっても自然な流れを作り出す。
そして、途中、完全に僕らが一つになったような感覚も得ることができました。
これまでの共演から、ひと段階、上がったのを感じました。




最後の共演は「舟」。
この作品を通して、旅立ちの必要性を、
のりへいくんから伝えられたような気がしました。

過去に縛られず、手放し、勇気を持ってはばたき、
新しいところへと旅立ってゆく。
その決意をすることが、次へのステップ、ブレイクスルーにつながっていくんだと。

由紀子さんの「鳥」のオブジェが、
僕らのはばたきへのインスピレーションとなり、
表現をよりいっそう力強いものにしてくれました。


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美呆ファミリーが北海道へと旅立つのは寂しく、
でも祝福しなくちゃと無理に自分に思いこませていたけれど、
今回の共演を通して、新天地への力強い決意を感じ、
自然と、心から祝福したい気持ちになりました。

だから、イベント終了後にやった送別会も、
とても楽しくて、明るくて、ハッピーなものになりました。


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美呆ファミリーのみなさん、本当にありがとう。
離れていても、つながっているよ!


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